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2006年8月26日 (土)

ママチャリの旅~第1章・第2話~

僕は旅に出ました。

まずは甲州街道を西へ。

最初は見慣れた景色だけど、それも30分もすれば知らない景色に。

ちょっと新鮮。

眠気も取れてきたところで僕の胸の内をワクワク感が支配します。

道行く人々が僕の顔をジロジロ見ていたのは、きっと僕がニヤけていたからでしょう。

僕はすぐニヤける癖がありますからね。

ニヤけるのを我慢するとそれはそれで気持ち悪い顔になりますからね、最近は我慢せずに思い切りニヤけることにしてます。

 

しばらくニヤけながら走る僕。

疲れはまだない。

でもスタートから1時間半くらい経ったとき、僕は気付きました。

車の通行量が明らかに増えている。

こっちはチャリだってのに、偉そうに。

くせーし。

ガス、くせーし。

 

僕は川沿いを走ることにしました。川沿いにあるサイクリングコースみたいな道です。

そこにはランニングする人やサイクリングする人が多くいました。

ママチャリは僕一人ですが。

まー、僕だけママチャリって分かってまたニヤけるわけですけどね!

 

それはいいとして、

川沿いを走り始めて少し経った時、僕は最初の休憩を取ることにしました。

時刻は6時51分。

まだ朝も早い。

普段なら間違いなく寝てる。もしくはバイト中。

 

休憩取るの早いかなとも思いましたが、僕は川を眺めたかったんです。

別に急ぐ旅でもありません。

僕が休憩場所に選んだ川岸は、車の騒音も聞こえないし、人もいない。ゴミも落ちてない、休憩にはもってこいの場所でした。

 

Photo_5 

 

 

 

 

鳥のさえずりが気持ちいい。

こういう所ってホント穏やかな気持ちにさせてくれます。

もしかしたら僕の旅はここで終わっても良かったのかもしれません。

実際普通に考えればすでに結構な距離を走ってますしね。

でもこの時の僕にそんな考えはありませんでした。

 

もっと上の方を見たい。

渓流が見たい。

 

むしろその思いを強くしました。

 

僕は再び走り出しました。

しばらくは川沿いを走りました。

時々砂利道などを走らなければならない時もありましたが、快適に走れました。

若干お尻が痛くなってきましたが、まだ気にするほどではありませんでした。

 

僕は走りました。

休憩から30分ほど経つと、川岸はジャングルに変わってました。

 

Photo_6  

 

 

 

 

「マムシ注意!」の看板が至る所に設置されていました。

 

「東京にもマムシいんのかよ・・・」 (都下ですが・・・)

 

僕は純粋にそう思いましたが、こちらはチャリです。

マムシが出たところで彼には何もできません。

僕は快適にサイクリングを続けます。

 

 

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【都下<とか>】

①みやこのうち。みやこ。

②東京都下の略。東京都の管轄下の略。また、東京都の管轄下のうち、23区を除く、市部・郡部・島の称。

                                        ~広辞苑より~

---------------------------------------------------------------

 

 

さらに30分ほど経つと、川岸に近づけそうなポイントを発見しました。

僕はギリギリまでチャリで接近し、そこからは歩いて川の側まで行きました。

そこで2回目の休憩。

時刻は7時45分。

朝食としておにぎりを2コ食べました。

近くには釣りをしている人がいました。

鮎釣でしょうか。

 

Photo_7  

 

 

 

 

川は下流よりもキレイに見えましたが、残念なこともありました。

ゴミです。

僕が休憩していた場所の周りにはたくさんのゴミが落ちていたのです。

 

Photo_8  

 

 

 

 

ホントにムカつきます。

僕は自然のままの自然に触れたいのに、こんな人工のものを見るなんて。

なんで残していくんだ。

ビニール袋一つあれば持って帰れるじゃないか。

買い物した時ビニール袋もらっただろう。

あれで持って帰ればいいじゃないか。

 

ホント嫌になる。

ゴミを捨ててった奴の顔を想像すると、アホ面しか思い浮かばない。

 

人が管理している岸にはゴミはない。

人が管理していない岸にはゴミが残されていく。

僕は人の手が入っていない所こそ自然だと思う。

つまり、僕の求める自然にはゴミがあるってことになってしまう。

 

悲しい矛盾だ。 

こうなったら無法者さえも立ち入れないような所まで行くしかない。

 

僕は再び立ち上がり、チャリを漕ぎ出した。

雲は薄くなり、晴れ間さえ見えてきた。

いい感じだ。

鳥のさえずりはいつの間にかセミの声にかき消されていた。

どうやらまだ夏みたいだ。

 

 

第3話へ続く。

 

 

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コメント

>トラやん!さん
ホントその通りですね。中には不良に憧れるみたいな人もいますからね。そういう人が一番くだらなく見えます。カッコいいって何ですか?って聞いてやりたいですw

投稿: 健ちゃん | 2006年8月27日 (日) 20時07分

ゴミはほんまにムカつくよな!捨てるやつらは何を考えて・・・いや、何も考えてないから捨てれるんやな。自然とかもうちょっと考えろアホどもって感じ。

投稿: トラやん! | 2006年8月26日 (土) 21時14分

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