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2007年3月24日 (土)

SMAPの名曲を紐解く

NO.1にならなくてもいい

もともと特別なOnly one

 

みなさんご存知でしょう、この歌詞。

SMAPの「世界に一つだけの花」ですね。

えー、いかにもキレイな言葉ですね。

 

僕が思うに、この歌では競争の無意味さみたいなものを言ってます。

競争する人間を嘆き、競争しない花を誇らしいとしています。

そもそも花には「競争していない」という意識すらないんでしょうけどね。

 

さて、この歌以来、どうもonly oneって言葉が良しとされる傾向が強まっている気がします。

ま、別にそれは構いません。

同じ人はいない。だから人は誰でもonly one。

んまぁ当たり前のことで、誰もが知ってることですね。

 

んじゃあ何が問題なのかというとですね、only oneが競争というものを否定する言葉になりつつあるということですね。

まさに上の歌詞にあったように、「NO.1にならなくてもいい、誰でもonly oneなんだから」って。

これ実は全然意味が分からない。

よく考えると全然論理的じゃない。

only one だからNO.1にならなくていい?・・・・・・ん?

一体どういうことなのでしょうか。

 

ま、NO.1にならなくていいってのは、これも当たり前ですね。

別にonly one とか言い出さなくても、NO.1にならなきゃいけないなんてことはないですよね。

ただ、NO.1を目指すことは僕は素晴らしいことだと思いますけどね。

NO.1を目指すことは、つまり競争することです。

NO.1にならなくてもいいと言っているこの歌は、競争なんてしなくていいんだと言ってると思うんです。

 

じゃあ、競争は駄目なことでしょうか?

僕的には絶対「NO」です。

僕はスポーツが好きだし、試合に勝つために努力してる人を素晴らしいと思います。

必死に競争している人たちをみて素敵だなと思います。

競争とは美しいものなんです。

 

でも世間では少し前から、競争というものが否定的に捉えられるようになってきている気がします。

ゆとり教育もその流れから出てきたといえるかもしれません。

なぜ競争が駄目なのか?

僕が思うに、おそらく敗者を尊重しないからです。

勝ち組・負け組なんて言葉があるように、敗者を尊重する姿勢に欠けているから競争自体が「悪」なんて考えになるんです。

競争に負けるなんて当たり前なんだ。

サッカーワールドカップでは、32チーム中31チームが敗者ですからね。

 

なぜ敗者を尊重できないのか?

またまた僕が思うに、これは人生を一本の道で捉えてしまっているからです。

競争とはその道を歩むための権利を勝ち取るためのもので、それに敗れると道から外れないといけない、みたいなイメージがあるのでしょう。

でも人生ってそんなつまらないものじゃないと思いますね。

そりゃ振り返れば人生は一本道でしょう。やってきた事実だけが残りますからね。

一つの競争で負けてもまた違う道にいけるし、また同じ道で人と競争することもできる。

本当は「負け組」なんて言葉は存在しないんだ。

ワールドカップで負けた“負け組”の中には、その年にUEFAチャンピオンズリーグを制する人がいるわけだからね。

 

SMAPの歌っていることは何となく共感できそうな気がしてしまいますが、「逃げ」に聞こえてしまいます。

一見美しい言葉に聞こえますが、実は違うんじゃないでしょうか。

僕は競争なんてしなくていいと言うよりも、競争する人は全員美しいんだと言いたいですね。

勝った人も負けた人も全員美しいんです。

 

花屋の店先に並んだ花は、隣の花と土の養分を取り合い、どっちが美しく咲くか競争しているんです。

だから全部キレイなのです。

 

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