« 僕らももっと日本を大事に | トップページ | くだらない若僧ミュージック »

2009年1月 4日 (日)

日本人口もっと減れ

Photo 昨日は新宿に映画を観に行き、家に帰ってからはいつも通りサカつくと読書をしていた。

 

映画は新宿武蔵野館で「バンク・ジョブ」を観た。

実際にロンドンで起きた銀行強盗の事件を元にした話らしい。

映画そのものは全く面白くなかったけど、あれが実際にあったと思うとすげぇと思った。

ただ同時に、実際にあったことをそのまま映画にするとあまり面白くないということも分かった。

せっかく映画なんだから面白おかしくしなきゃ。

しかし新宿はお正月だというのに人がたくさんいた。

しかもお正月気分のせいで、セールをやってる店の客寄せの声とか、その他諸々がいつもよりもうるさかった気がする。

すかさず僕はイヤホンから流れる音楽の音量を上げた。

 

【人込み<ひとごみ>】

人の込みあうこと。また、その場所。雑踏。「―にまぎれこむ」

                           ~広辞苑より~

 

人込みって書くのか。

「人ゴミ」だと思ってた。

主観入り過ぎか。

 

 

家ではこの前買った「日本人はどこまで減るか」を読んでいた。

まだ全部読んでないんだけど、結構興味深いことが書いてある。

今日本人口は減少を始めているんだけど、これはほとんどの動物が持っている「個体数抑止行動」によるものだということらしい。

つまり、「もうこれ以上増えると今を生きている俺たちが危ない!」という危険意識から、これ以上子供は生まないとか、生まれてきた子供を殺すとか、そういう行動に出ることだ。

今の日本に見られる行動は、「子供ができると生活が苦しいから子供は作らない」とか、「一人で暮らした方が質の高い生活ができるから結婚しない」とかそういうものだ。

ただ不景気だからってわけではない。

食料、国土、政策など、あらゆる要素が関係している。

そういうのを全てひっくるめてもうこれ以上日本には人間は住めないということなんだ。

ちなみに、その限界のことを「キャリング・キャパシティ」というらしい。

 

人間以外の動物の個体数抑止行動には実にユニークなものがある。

コクゾウムシという昆虫は、個体数がある程度まで増えると交尾頻度を落とすらしい。

魚のグッピーや哺乳類のハツカネズミは、生息密度(ある面積にどれだけの個体が生息しているか)が上限を超えると、親が産まれたばかりの子供を全て食べてしまい、さらに適当な生息密度になるまで親同士が共食いをするらしい。

野生のノウサギは驚愕だ。生息環境に限界が出てくると、胎児をなんと子宮の中に戻すらしいんだ。なんて離れ業だ。

他にも、個体数が増えると群れを分断して移住する動物もいるし、そういう工夫をしながら動物は個体数が増えすぎないように制御している。

人間も動物だから本来そのシステム(本能)が備わっているはず。

でも人間は文化・文明を持ったから、本能よりも先にまずそちらが発動するのかもしれない。

そっちでどうにかしようとする。

だから子供が減ったといって、子供をたくさん生めるような社会にしようとする。

時に人間は本能に逆らい、間違える。

今の人口減少が無意識の本能による個体数抑止の結果だとしたら、人口を増やそうとする政策はそれの逆を行くものだ。

すでに限界が来ているのに増やしてどうするということだ。

この本によると、人口容量(どれだけの人間が生きていけるか)というのは以下の式で表せる。

 

人口容量=自然環境×文明 / 人間一人あたりの生息水準

 

自然環境の向上というのは、食料とか国土とかで、文明っていうのは人間が作るあらゆるもの。これが分子にくる。

生息水準ってのは、まぁ生活の質と置き換えて問題ないと思う。これが分母にくる。

つまり、もし人口を増やしたいならまずは自然環境もしくは文明の向上が先。あるいは人間一人あたりの生息水準の低下が先なんだ。

子供が減ったから子供を産めというのは実に安易で意味のない政策だと思う。

産みたくなれば勝手に産むよ、みんな。

だから一旦人口を減少させるのもいいんじゃないか。本能がそう言ってんだよ。「今は産むな」って。

きっと政府は、外国との競争力を懸念しているから人口が減るのはヤバいと言っていると思うんだけど、それが僕にとってはくだらな過ぎて仕方がない。

そんなくだらないもののためになんで無理矢理人口を維持しなきゃいけないんだよと思う。

そもそも今の人口が異常なんだということに気付けよ。

こんな小さな国に1億2千万人もいるんだぞ。

そりゃ自殺者も減りませんよって話だ。

もしかしたら自殺とか殺人とかは、個体数抑止行動かもしれないぞ。(根拠はない)

 

もしどうしても人口を維持したいなら、せめて今の一都市集中の型を変えなきゃ。

もっと空いている地方に人口が分散すればいくらかマシだろ。

動物の生息にとってストレスってのは大きいんだ。そして他の個体との接触密度はストレスと大いに関係していると思う。

人ごみなんて、大抵の人は嫌いでしょ。ストレスたまるでしょ。

そりゃ音量も上げるわ。

 

 

でもまぁやっぱり僕の主張はこれ。

人口は減っていい。

そして鎖国する。

そしたら日本は、あるだけの資源で工夫して、そして生きられるだけの人間が暮らす幸せな国になる。

食料を輸入してその半分を捨てるなんて意味のないこともできなくなるし、意味の分からないODAもあげなくて済むよ。アメリカの堕落に追随しなくなる。

 

あ、でも音楽とスポーツだけは交流有りで。あと映画も。

(あと軍隊が必要になってしまうな・・・)

 

ではまた。

 

↓vanilla sky「wasting all my time」

 

 

 

 

|

« 僕らももっと日本を大事に | トップページ | くだらない若僧ミュージック »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

>人口減少賛成さん

コメントありがとうございます。日本の資源で3000万人も暮らしていけるんですね。これは国土を考えれば十分過ぎる数字だと、僕には思えます。
やはり、無理矢理人口を維持・増加させる政策は不必要ですね。

投稿: 上杉 | 2009年8月16日 (日) 21時14分

世間では少子高齢化とそれによる人口減少を問題視しているが、必ずしもデメリットばかりではありません。それどころかむしろ私自身も少子化と人口減少を歓迎しているほどです。
説によると自国の資源でまかなえる本来の人口は3000万人ほどです。

動物の共食い現象は人間社会の問題に例えるならchildabuseやbullyingというところでしょう。

<他の個体との接触密度はストレスと大いに関係している>
これはまさしく学生寮のように一部屋に多くの人が集団生活することについても同様にいえるでしょう

childabuse→児童虐待  bullying→いじめ

投稿: 人口減少賛成 | 2009年8月16日 (日) 02時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/146160/26785241

この記事へのトラックバック一覧です: 日本人口もっと減れ:

« 僕らももっと日本を大事に | トップページ | くだらない若僧ミュージック »