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2009年2月11日 (水)

「誰も守ってくれない」はとてもいい映画

Photo_2 さっき映画「誰も守ってくれない」を観てきた。

殺人事件の加害者側の家族を警察が守るということを通して、新聞や雑誌、テレビ、インターネットの掲示板などのマスコミがいかに罪のない人を追い込んでいるかを描いた作品。

とてもいい映画だと思った。また泣きそうになってしまった。

ちょっと過剰に表現しているのかもな、と思った部分はいくつかあったけど、おそらくある程度は現実に基づいているんだと思う。

以前僕は、このブログだか、前に書いていたブログだかで、マスコミが人を殺しているということを発言した。

その思いが再び蘇った。あの時の考えは今も変わってはいない。

マスコミってやつは、知れば知るほど腐っている。

もちろん僕はマスコミの実態を全然知らない。全然知らないのに、僕の知っている限りでさえこんな腐ってるんだから、その全容はどんなだろうと思う。

あまりにも腐敗臭がひどいもんで、誰もが目を背けてしまっているのではないか。

 

インターネットの掲示板の書き込みも本当にすごい。僕は普段そういうものを利用しないのであまり分からないが、一度就活の時に「みんなの就職日記」(たしかこんな名前)という掲示板を覗いたことがあった。

もちろん今の会社から内定をもらって、就活を終えてからだ。みんなが話しているあの掲示板はどんなものなんだろう?と思って見てみた。

僕はあの時でさえ恐怖を感じた。

みんなが、顔も知らないみんなが集まって、情報を提供し合っていた。あるいは会社の批判もあったし、分析みたいなのをしている書き込みもあったような気がする。

その時の僕の恐怖は説明がつかない。

でも何となく、みんなこんなものを頼っているのかと思ったら、なんか怖くなった。

書き込んでいる人の気持ちも分からなかった。

 

「誰も守ってくれない」では、インターネットでは情報を一番もっている奴がカリスマだ、と言っていた。

おそらくそういうことだったんだろうと納得した。

 

最後に象徴的なシーンがあった。

インターネットの掲示板の書き込みの興味が他の事件に移ると、雑誌などのマスコミもそっちに移ろうとしたのだ。

もはやそこにはジャーナリズムなどはなく、何か問題を解決しようという想いも一切なく、ただ新聞や雑誌を売る為に対象を追いかけているマスコミの姿があった。

この構造はどうやったら修正できるんだろうか・・・。

やっぱ報道機関を国営に限定するしかないような気がする。

 

あ~どこからともなく聞こえてくるよ。

「報道の自由があるじゃないか!!」

ひたすら権利を主張する奴って、たまに酷く頭が悪いんじゃないかって思う。

 

 

とにかく、「誰も守ってくれない」はいい映画なのでお勧め。

もうすぐ終わっちゃうよ。

 

ではまた。

 

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