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2009年2月 4日 (水)

暇なだけなのか、そういう働き方なのか

Photo 今日は朝から会社へ行き17時半まで働いて帰ってきた。

 

僕は最近仕事が安定していて、きっちり定時退社ができている。

昨日、同期の友人と昼食を取っているときに、「俺、今超残業少ない。先月の俺の残業時間どれくらいだと思う?」と聞いてみた。

すると友人は「30時間くらい?」と答えた。

僕の先月の残業時間は3時間だった。

うちの会社において、30時間という残業時間は「少ない」に分類される。

3時間という残業時間は「何お前?」に分類される。

 

僕は最近このことをよく考える。

入社する前から、この豊かな日本において毎年数万の人が働きすぎで死んだり、それが原因で自殺したりしていることに納得がいかず、そんな世の中は絶対に間違っていると思い、それに反抗するように残業を拒否してきた。

拒否といっても、「残業しろ!」、「嫌です!!」とかいう上司とのやり取りがあるわけではない。うちはそんな会社ではない。

自分の仕事がちゃんと終われば帰れるし、終わらなければ残業するだけだから、つまり「拒否」と言っても結局は自分次第というか、自分の中だけで完結するお話だ。

ようは定時内に仕事は終わらせる!という意気込みで仕事をしているということ。

 

ただ、今僕が定時で帰れていることがこの意気込みに関係しているかどうかの判断がつかない。

そんな意気込みなしでも同じように帰れるんじゃないかとも思う。

だって僕は今、正直仕事が多いとは思えないし。

 

でもここで僕は思うんだけど、仕事が多いって何だ?きっと相対的な話だと思うんだけど、比較対象は何だ?

業務量の調整は課の中で行なわれるから、課の他の人との比較ということになるんだけど、僕はどの人がどれだけの仕事をやっているか把握していない。

一時期は課の色々な人から僕の業務量が多過ぎると心配されていたが、まぁそんな風に思った時期もあったけど、今は全然そうは思わない。

だから僕には自分の仕事が多いとか少ないとか言うことが正確にはできないんじゃないかと思う。

結局はよく分からないってことだ。

景気と似ている。不況といえば不況になるし、仕事が多いと言えば本当に忙しくなってしまうもんなんだ。世界はイメージで回っている。

 

ただ困ったことに、僕は正確な比較対象を1つは持っているんだ。

それは自分だ。今までの自分の仕事量と、今の自分の仕事量は比較することができる。

そうすると今の僕は仕事が少ないと言える、と思う。

いや、できると思ったが、やはりできないな。

仕事スピードは早くなるもんな。同じ仕事量でも、それがまったく同じ種類の仕事であれば、前よりも今の方が絶対に早い。それは言い切れる気がする。

早くできる仕事であれば、作業としては同じだとしても、それを量として換算すれば小さくなるだろう。

 

僕は去年の秋くらいは毎月40時間くらいは残業をしていたと思うんだけど、じゃああの頃の仕事量が多かったかというと、今は疑問だ。

多かったといえば多かったんだけど、たぶん慣れていない仕事が多かったんだ。しかもまとめて来たんだ。だから時間をかけなければできなかった。

でも今は慣れていない仕事が1つもないんだ。毎月決まった担当ページを作っているだけだ。

 

もちろん編集という仕事柄、いつも同じ作業をしてればいいというもんではないんだけど、でも慣れというのは重要なんだと思う。

こういうことを言うと、「慣れによって失うものもある」とか言いたくなる人もいるかと思うけど、それは全く別の話だから無視。

 

僕がなんでこの「慣れ」なんてことを語るかというと、慣れるってことは、それが当たり前になるってことだと思うわけで、それってつまり、何を当たり前とするかによってその後に大きな変化をもたらすと思うから。

どのようなものに慣れるかってことが重要なんだ。ぐだぐだの空気に慣れても仕方ない。

つまり何が言いたいかというと、僕は残業しないことを当たり前とすることに成功したのかもしれない、ってこと。

これは僕が入社以来ずっと考えていたことで、少なくても3年間は残業をしないことを最優先に仕事をしようと思ってきた。

なぜなら僕は仕事に殺される人生はまっぴらごめんだからだ。

仕事に生きる人を否定するつもりは全くないし、それは素敵なことだと思う。でも僕は違う。少なくとも今のところ違う。変わる可能性はあるけど、今は違う。

だから3年間残業をあまりしないスタイルで仕事をして、それを当たり前にしてしまって、その後は何も意識しなくてもそういう働き方ができるようになってしまおうと考えてきた。

 

でももしかしたらそれがもうやって来たのか?と僕は思ってしまっている。

まだ2年も経ってないけど、もう来ちゃったか?と。だから僕は当たり前のように定時に帰れているんじゃないかと。

人が知らず知らず20時や21時まで仕事ができると計算して動いているところ、僕はその設定を17時半でキープできているからなのかもしれない、と。

 

まぁでも、実は言うほどそんな安易には考えてはいない。

実際仕事が少ないだけって可能性の方がはるかに高いわけだし。ていうかたぶんそう。

ただ、少なくともいい方向に進んでいるようには思う。あ、いい方向ってのは僕にとって。

きっと資本主義の中でバリバリこれからも勝ち組を貫く人にとっては、お前何言ってんだ、ってことになると思うからね。

 

 

うちの課長は有給休暇を消化する人間をたぶん評価しているし、残業時間少ない人間を評価している。

僕の有給休暇は今年度残り6日間だ。たぶん3月末までにはゼロになっている。

その点では僕は相当に優秀な社員なんだと思う。これは数字を見ればはっきりすることなので言い切っていいのではないかと思う。

もちろん評価観点はそれだけではないし、それに別に僕は会社員としての評価を上げるために労働時間を少なくしているわけではない。

勘違いしてもらっては困る。

僕はただ、働きたくないだけだ。

だからスピードを上げるのさ。労働時間を少しでも短くするために。

17時半まではいつも全力だよ。

 

働きたくないから業務の効率化を図る。

「働きたくない」という若者の言葉に嫌悪感を抱く人は、きっと働くことが大好きなんだろうな。人間の根源の欲求を否定してんだからよっぽどだ。

そういう人にとって業務の効率化は悪なんだろうな。

だって大好きなものを取られるも同然なんだろうからね。

どうかそういう人が僕の前に現れませんように。

 

 

ではまた。

 

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