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2009年2月15日 (日)

「ミッドナイトイーグル」は残念な映画だ

Photo_3 さっきテレビで「ミッドナイトイーグル」を観た。

アメリカ軍の戦闘機が北アルプスに墜落し、それに搭載されていた核爆弾を巡って戦闘が起きるお話だった。

ラストでは、おそらく北朝鮮の工作員と思われる集団から核爆弾を主人公が守るシーンだった。

映画は“感動方面”に傾ききっていた。武装集団に囲まれ絶体絶命の状況において、ベラベラと個人的な会話をし、明らかに“感動”を狙っていた。

さらに本格的にヤバい状況と分かると総理大臣に連絡をして、自分をまき沿いにしていいからナパーム弾を投下して敵を一掃してくれ、とお願いした。

アルマゲドン的な感動を狙っていたのだろう。自分が犠牲になり日本を守るという。

ただ笑っちゃうのが、そのお願いに対して総理大臣がめちゃくちゃ迷っちゃうんだ。

ここがこの映画の残念なところだと、僕は思う。

主人公が守っていたのは核爆弾だぞ。日本にとって特別な思い入れのあるもののはずだ。

それを背に主人公はぺちゃくちゃと喋り散らかし、総理大臣は核爆弾が起動するのを阻止することに躊躇する。

何なんだこの映画は、と思った。

そういえば主人公と一緒に核爆弾を守っていた自衛官は、援護に来たヘリに、この吹雪では無理だから帰れ!と叫んでいた。

そして帰れと言われた親しい仲の自衛官は帰った。

何が何でも核爆弾を起動させないという覚悟は、自衛官にも総理大臣にもないようにも見えた。

何度も言うが、核爆弾だぞ。

この日本で核が出てくる映画を作るなら、もっと考えて欲しかった。

なんで原爆を落とされた唯一の国が、核爆弾をあんなに軽視できるのだろうか、と思う。

だから僕はこの映画を「残念な映画」と呼ぶ。

僕は本当に残念に思う。

大体、アメリカ軍はどうしたんだろうか。まったく登場しなかったな。

案外この映画は、“肝心なときにアメリカは守ってくれない”というメッセージが込められていたのかもしれない。

 

「感動」に傾いてしまったこの映画だが、まぁ感動しない映画よりは感動する映画の方がいいとは思う。

でも感動ありきは違う、と思う。

感動は副産物でいい。

 

 

ではまた。

 

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