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2009年3月 7日 (土)

一般市民にも現行犯に対しては逮捕権がある

僕は電車に乗っていた。

車内はそれなりに混んでいて、周りの人と肩や背中がぶつかったりしていた。

その中で、やたらと体を動かしてガンガンぶつかってくる女性がいた。うっとしいな、と思いながらも気にしないで僕は立っていた。

すると突然、誰かの手が僕の股間を触ってきた。

一度ならず二度、触ってきた。明らかに意図的な行為に思えた。

僕は二度目の瞬間、その手の、手首のあたりをがっと掴んだ。

顔を上げると、さっきから変な動きをしていた女の顔があった。

「触んなよ」

僕が言うと女は、何言ってんのよ、と言い返した。

僕は女の手首を離し、視線をドアの外に戻した。

しかし次の瞬間、また股間に女の手の感触が。

今度のは「触る」なんてものじゃない。「掴む」だった。

思わず腰が引けてしまったことは情けなかったが、僕は再び女の腕を掴み、今度は離さなかった。

「何してんだお前」

そう言うと、女はすごい形相で僕を睨んだ。

気が付くと電車は次の停車駅に到着し、ドアが開いていた。

僕は女を引き摺り下ろし、目の前にいたお巡りさんに、この人痴漢です、と言った。

お巡りさんの周りには数人の男女がいて、揃って、そうです、この人痴漢です、と言った。

そうです、私が痴漢です、とは女は言わなかった。

お巡りさんの隣にいた女性は、うっすらと泣いているようにも見えた。

どうやらみんな痴漢被害者のようだった。

僕に腕を掴まれている女は、すっかり観念しているように見えた。

 

 

 

という夢を見た。

 

 

ではまた。

 

 

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