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2009年4月 1日 (水)

学生と社会人が世界を割る

Photo 僕は「社会人」という言葉が嫌いだ。

「社会人」って何なんだろうか。

 

 

 

【社会人<しゃかいじん>】

①社会の一員としての個人。

②実社会で活動する人。

        ~広辞苑より~

 

世間で使われる「社会人」は①ではないだろうな。もし①なら日本に生まれた時点で社会人だ。

赤ちゃんだって何らかの社会的影響を与えている。赤ちゃんの市場だってあるわけだし。だから赤ちゃんだって社会の一員だ。

でも人々は赤ちゃんのことを「社会人」とは言わない。

たぶん②の意味でみんな使っているんだろう。

 

じゃあ「実社会」って何だ、ってことになる。

 

【実社会<じっしゃかい>】

(美化されたり観念的に考えられたりしたのではない)現実の社会。実世間。

                 ~広辞苑より~

 

なんだこれは。

「社会」と「世間」は同じなのか、という突っ込みはここでは置いておいて、「実社会」の意味を「社会人」の意味に入れ込むと、「社会人」とは、「現実の社会で活動する人」ということになる。

またここで活動って何だ、ってことになるところだけれど、そこはもういいや。スルー。

 

とにかく、学生が生きている社会を「虚」とか「仮」とかいう風に考えて、学生を卒業して働き始めてからの社会を「実社会」と捉えているんだろう。

だから学生を卒業して1年目のことをみんな揃って、「社会人1年目」という。

 

そんなことは僕だって始めから知っている。

 

 

僕がなぜ「社会人」という言葉が嫌いかというと、学生と社会人を区別するためだけに存在している言葉だと思うからだ。

そしてこの、「社会人と学生は区別されるべき」という意識が、大学生や高校生から社会に参加する意欲を奪っているんじゃないだろうか。

 

「俺まだ学生だから」

 

学生はまだ社会の一員ではない、みたいな感覚はきっと多くの人が知っているはずだ。

 

でも僕はそうじゃないと思う。

学生だって社会の構成員の一部だ。

だから僕は、学生だって社会人だと思う。

例えば、アルバイト先で正社員よりも良い仕事をする学生はたくさんいる。これではどっちが本当の社会人だ、ということになる。

それに学生だって消費活動をしているし、さっきのアルバイトのように、労働もしている。

これが何故“社会人”の内に入らないのか。区別する必要性を僕は感じない。

 

学生だって本当は社会人だから、“社会人”が学生に対して偉そうにするのは、やはりどうかと、僕は思う。本当は対等で、同じ位置のはずだ。生きている環境と主に年齢が違うだけだ。

 

学生に対して「甘え」に似た意識を持たせてしまったり、逆に“社会人”には学生に対する「偉そうな態度」を植え付けてしまうくらいなら、「社会人」なんて言葉はなくなってしまえばいい。

 

「社会人」

「学生」

 

両者のそれぞれのイメージが、本来1つの社会を2つに分断させ、おかしなことになるんだ。

世界はイメージで動くのだから。

 

これが僕が「社会人」という言葉を嫌う理由だ。

 

 

 

なんてことは、まったくない。

 

僕が「社会人」嫌いなのは、まだ僕が大学生の頃に付き合っていた社会人の女性から、「健ちゃんは学生だからいいよね」的な発言を何度もされた挙句、振られたからだ。

 

社会人が何だってんだ!お前と俺、何が違うってんだ!

 

 

今日僕は、“会社員3年目”になった。

 

 

ではまた。

 

 

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コメント

別にバイトもしてなくても社会人だけどね
幼児も児童も学生もニートも社会人

投稿: | 2010年4月 8日 (木) 12時38分

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