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2009年4月26日 (日)

時にはいい加減に

さっきスーパーに買い物に行ったら、入り口付近に一人の女性が立っていた。たぶん大学生くらいの歳だったと思う。何してるでもなく、ただ立っていた。

彼女は僕がレジを終えて袋詰めしているときにも同じ姿勢で立っていた。そこで僕は初めて気が付いた。彼女は目が見えないのだ。彼女の手には赤と白で色付けされた棒が握られていて、目はしっかり閉じられていた。

そこに店長と思しき男性が声をかけていた。僕は袋詰めをしながら会話を聞いていた。

「ヨーグルトは1コのと3コ入りのがあるけど、どっちがいい?」

なるほど。目が見えないと商品を手に取ることができないから、お店の人に頼むんだなと、初めて知った。目が見えないとどうしようもないことって、やっぱあるんだなぁ。

彼女はその質問に「あの、どちらでもいいです」と答えた。

店長は、どっちでもいいって言われてもなぁ、と困った。そして、「低脂肪のと普通のあるけど、どっちがいい?低脂肪の方がいいか!?」と続けた。

彼女はまた、「どっちでもいいです」と困惑気味に答えた。

たぶん彼女は本当にどちらでも良かったんだろうし、店長は店長で、ちょっとでも親切にしてあげたいと思っていたんだと思う。

 

僕は思った。たぶんもっといい加減になった方がいいんだろうなって。

たぶん目の見えない人は、他人に何かを頼む時に気まずかったり、申し訳ないという気持ちを持ちながら頼むと思う。それに対して頼まれる側がすごい重く受け止めてしまうと次から頼みにくいんじゃないかな、と思う。だからきっとああいう時は、ちょっといい加減なくらいがちょうどいいんじゃないかと、僕は思った。

「おーヨーグルト!?それならね、3個入りのやつがお得だからそれカゴに入れといたよ!若い女の子は脂肪気になるっしょ!?なんとこれ、低脂肪のやつだよ!」てなくらいがちょうどいいんだと思う。

たぶん彼女はこれからもあの店に行くだろうし、毎回あんなきっちり対応してたら疲れちゃうよ。お互い。

いい加減の方がいい時だって、たぶんあるんだよ。

 

 

ま、僕はいつでもいい加減だけどねっ!

 

 

ではまた。

 

 

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受信: 2009年4月26日 (日) 15時17分

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