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2009年5月22日 (金)

やりたいことなんてなくったって別にいいよ

Photo やりたいことがないことはダメなことなんだろうか。そんなにみんなやりたいことを持てているのだろうか。僕は幸い、人生の中でやりたいことがあるけれど、こんなのはたまたまそうなっただけで、みんながみんなやりたいことを持てるなんて、僕にはどうしても思えない。やりたいことがない、という人に対して世間はとても厳しいけど、そういう厳しい視線を送ってる人だって、実はやりたいことなんて本当はないんじゃないのかな、と思う。あったとしても、何か無理矢理作ったものだったり、あるいは“会社員として”というような前置きがないと語れないようなことなんじゃないのかな。子どもの頃、「将来なりたいものを書いてください」とか言われて絵や作文を書かされたけど、あれだって夢とか目標とか持ててない人は書かなくていいんだよな、本来。でも先生はそういう子に対しても何とか引き出して書かせようとするんだよ。そういう教育を受けているからさ、「夢や目標、やりたいことがなければいけない」という価値観が形成されちゃうんだろうな。

もちろん夢や目標はないよりあった方がいい。やりたいことがあることはとても幸せなことだと思う。でもそんなものは決して強制されることではないし、無理矢理考えることでもないと思うんだよな。大体、無理矢理考えた“やりたいこと”って、そもそもやりたいことじゃないんじゃないのかね。

以前読んだ、『「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム』から一部を抜粋して紹介。

 

(前略)小さい頃から、好きなことや、やりたいことを仕事にして、それで自己実現しなさいといわれ続けるのも大きいですよね。そうでない生き方はよくない、そうできない人は負け組だ、みたいな空気がすごく強いような気がします。教育のなかでもそういわれてきたし、テレビなど普段接しているメディアにも、そういう圧力が満ちあふれていますよね。(中略)そのことでいつも矛盾を感じるんですが、個性尊重とか自己実現とかいうんだったら、べつにいい大学にいく必要はないわけですよね。それなのに、「自己実現するためにはいい大学にもいっとけ」みたいにいわれる。そんなにぜんぶ求められても、困るわけですよ。このことは、やりたいことを見つけるまで働けないという、ニートの問題にもつながってきますよね。

~雨宮処凛・萱野稔人『「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム』より~

 

もっとこうさ、みんながみんなに優しい社会にできないかな。何とかしてできないかな。今の世界はまるで、勝者なきレースに全員参加してるみたいだ。条件が厳しすぎてリタイヤ続出。勝てばすぐ上級クラスにエントリーさ。終わらせ方は、負けるか知らん振りするか。知らん振りできる強さを持ってればの話だけどね。

 

 

ではまた。

 

☆★本日の英語★☆

I wear short pants and a flower shirt

It's funny to think no one can stop me

~INNER LOGICS『Summer』~

《訳》俺はショート・パンツとアロハ・シャツを着る 誰も俺を止められない それが楽しすぎるんだ

 

 

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