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2009年5月31日 (日)

ひねくれマンシップ

Photo 今日は吉祥寺で映画を観て、靴とCDと本を買って帰って来た。

 

最寄り駅まで行く道の途中に小学校があるんだけど、午前10時半頃近くを通ると、とても賑やかな声がそこから聞こえてきた。運動会だ。白い体操着に紺色のズボンを履いた子ども達と、その父兄たちがグラウンドのトラックの形に合せて集まっていた。ちょうど何年生かのダンスみたいな出し物の時間らしかった。見て行きたかったんだけど映画の時間もあるし、何より朝ごはんを食べたかったので僕は横目で見る程度で通り過ぎた。

吉祥寺で映画を観て外へ出ると、豪雨になっていた。午前中は一時的なパラパラ雨はあったにせよ、ほとんど曇りだったし、天気予報でも雨は夜からだと言っていたから裏切られた気分だった。吉祥寺にはいたるところに雨宿りしてる人がいた。おそらく今日はサンロードのお店が繁盛したに違いない。買い物を終えて早々に地元に帰ったが、雨は弱まるどころかむしろ強くなっていた。僕はこのまま自転車に乗るのはしんどいな、と思って、どこかで雨が止むのを待とうと、ドトールに入った。でもそこに僕が座れる席はなかった。たぶん皆考えることは同じなのだろう、と思った。そう、みんな同じ事を考えていたのだ。人は雨をやり過ごすためにドトールへ行くのだ。そう思い、今すぐに僕は自転車に乗り、家に帰ろうと思った。小学生がスポーツマンシップに則っている一方で、僕はひねくれマンシップに則って威風堂々と自転車にまたがった。行きに通った小学校の横をまた通ったが、もちろん運動会は終わっていた。校舎に非難したのか、もう帰宅したのか知らないが、いずれにせよ運動会は終わっていた。スポーツマンシップにひねくれマンシップが勝った瞬間だった。僕は優越感に浸りながら、ビショビショになりながらも、運動会が中断されたというハプニングにテンションが上がっている小学生たちを想像した。

 

【雨<あめ>】

①大気中の水蒸気が高所で凝結し、水滴となって地上に落ちるもの。「―が降る」「―が上がる」

②雨天。「あしたは―だ」

③絶え間なく降りそそぐもののたとえ。「涙の―」「げんこつの―」

~広辞苑より~

 

僕は豪雨の中、何とか家まで自転車を漕いだ。ビショビショになった靴とズボンの裾、そして何故か背中。幼い頃から何も変わっていないと思っている僕だけど、唯一変わったことといえば、雨が嫌いになったことだな、と思った。ひねくれとは、感情とは裏腹の行動を取れるというだけのことであり、好きとか嫌いとかいった感情をコントロールできるわけではないのだ。

 

ではまた。

 

☆★本日の英語★☆

Take it on, or turn your back

Either way, you can't escape it

~THE OFFSPRING『ALL ALONG』~

《訳》受け入れるか、それとも背を向けるか

どちらにせよ、もう逃げられない

 

 

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