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2009年5月18日 (月)

チビの生きる道

Photo 今日は朝から会社へ行って18時半まで働き、定食屋で具とご飯のバランスがおかしいまぐろ漬け丼を食べて帰って来た。

 

帰りの道を自転車で走っていると、前方に見覚えのある頭の女性がいることに気が付いた。どこかで見たことのある頭だった。僕は考えた。一体どこで見た頭だろうか、と。頭、頭、頭。

答えはすぐに分かった。小学5、6年生の時の担任のS先生だ。あの頭は間違いない。

僕は答えを確かめるべく彼女の右側に出た。横顔を見ると、やはりS先生だった。当時よりは幾分か老けてはいたものの、やたらとボリューミーな髪の毛は健在だった。間違いなく僕の担任だったS先生だった。きっと今も市内のどこかの学校で教師を続けてるんだろう。そしてたまたま僕と帰り道が同じだったんだ。僕が名乗り出たら気付くのだろうか、なんて思ってもみたが、面倒なのでそのまま追い抜いた。

 

 

小学6年生。懐かしいな。小学6年生で思い出すのはやっぱり運動会だ。僕にとって小6の運動会は、まさに最高のイベントだった。徒競走では一位になり、学年全員でやる組体操では人間ピラミッドの頂上の役を務め、代表リレーでは白組のアンカーを務めて一着でゴールした。出番の全てで最高の結果を残すことができたんだ。

これほど恵まれた状況で小学校最後の運動会を終えた人は、そうそういないと思う。僕は運動は得意だから、昔から運動会は凄く好きで、たぶんどの運動会もいい思い出のはずなんだけど、ちゃんと覚えてるのはこれくらいなんだよなぁ。それだけ印象的な運動会だった。

僕はとにかく短距離走が得意だった。そして僕は、今でこそ普通のチビ程度だが、昔はそりゃもう、凄いチビだったものだから、運動会の父兄席からはこんな声が聞こえてくることもあった。

 

「あいつ小っちぇのに速ぇ~な~」

 

その度僕は思った。

 

「“小っちぇ”は余計だデクの棒!」

 

でも今思えば、小さいから目立ってたんだろうなぁ。普通の体格で走るの速くても、それは結局普通のことだもんなぁ。しかも、小さいから余計に速く見えるってこともありそうだしな。きっと僕はこの体格で得をしてきたんだな。もし僕の背が高かったらめっちゃ足遅かったかもしれないしな。

 

フットサルをやってても僕は小学生の時と同じような経験をすることがある。相手のキーパーが僕の悪口を言うんだ。

 

「そこの小っちゃいの裏入ってくるぞ!」

 

その度僕は思う。

 

「黙って突っ立ってろデクの棒!」

 

 

 

S先生、お元気ですか。僕は元気です。僕はあの頃から何も変わっちゃいません。こないだ、踵を怪我しました。さようなら。

 

 

ではまた。

 

★☆本日の英語☆★

And I don't know why, this life seems to pass me by

~BETTER LUCK NEXT TIME『Half Past Forever』~

《訳》なぜだかわからないけど 人生があっという間に過ぎていく

 

 

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