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2009年5月 3日 (日)

デカルトの保証

Photo_3 今日は一日中ゴロゴロして、本を読んだりゲームをしたり音楽を聞いたりテレビを見たりして過ごした。

 

『海辺のカフカ(下)』を読み終えた。面白かったけど、最後はよく分からなかった。まぁ村上春樹だもんな。そんな簡単には分からないよな。

共感できる部分があったので紹介。こんなのに共感してんじゃねーよって感じだが。

 

 

フルニエの流麗で気品のあるチェロに耳を傾けながら、青年は子どもの頃のことを思い出した。毎日近所の河に行って魚や泥鰌を釣っていた頃のことを。あの頃は何も考えなくてよかった、と彼は思った。ただそのまんま生きていればよかったんだ。生きている限り、俺は“なにものか”だった。自然にそうなっていたんだ。でもいつのまにかそうではなくなってしまった。生きることによって、俺は“なにもの”でもなくなってしまった。そいつは変な話だよな。人ってのは生きるために生まれてくるんじゃないか。そうだろう?それなのに、生きれば生きるほど俺は中身を失っていって、ただの空っぽな人間になっていったみたいだ。そしてこの先さらに生きれば生きるほど、俺はますます空っぽで無価値な人間になっていくのかもしれない。そいつは間違ったことだ。そんな変な話はない。その流れをどこかで変えることはできるだろうか?

~村上春樹『海辺のカフカ(下)』より~

 

生きれば生きるほど、って思ったことはないけど、考えれば考えるほど自分がいなくなる感じは分かる。「俺は何だ」みたいな。この調子でいけば僕は30歳くらいでなくなっちゃうんじゃないかね。

でもね、誰かが言ったよ。

 

「我思う、ゆえに我あり」

 

どうやらなくなっちゃうことはなさそうだ。

 

 

今世界卓球を観ている。残念ながら平野・福原ペアは準々決勝で敗退した。福原愛は、何か集中できていない感じがした。何となく。試合前の表情とか、あまり戦う人の顔になっていなかった気がする。試合中の表情もどうもピリっとしない感じだった。ミスばっかで、あまり面白い試合ではなかった。

シングルで唯一残っていた石川佳純も1-4で負けてしまった。でもこっちは凄く面白い試合だった。世界ランク1位の選手から今大会初めて1ゲームを獲ったのだから、これは大したものなんだと思う。ちょっとファンになりそうだ。彼女は表情がいいし、何より運動神経が良さそう。これは僕が勝手に思っていることだけど、福原愛のベースは「英才教育」で、石川佳純は「才能」のような気がする。観ていてやっぱ全然質が違う。ベースが「才能」だから対応力がある。だからあまりミスらない。早いラリーにも対応できる。世界1位とあれだけのラリーができる日本人はきっといないんだろうな。卓球のこと詳しくないから分からないけど。

でも石川佳純のおかげで、これからも卓球を観てみようかなという気になったのは間違いない。きっと彼女は本物だ。知らないけど。

 

 

ではまた。

 

☆★本日の英語★☆

We could drive into the future with our memories

Holding on to all that we believe

~ELEVENTYSEVEN『NOSTALGIATOPIA』

《訳》思い出を携えて未来へと乗り込んでいこう 信じる物すべてにしがみついて

 

 

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