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2009年6月10日 (水)

水の節約はエコなのか

Photo 水の節約がなんでエコ活動になるんだろう。家計のためっていうんなら分かる。水道代が安くなるから。でも、地球のためってのはよく分からない。だって水は循環するじゃないか。たとえ水道を出しっぱなしにしても、地球から水が減るわけじゃない。一時的に人間が使える水が少なくなることはあっても。

ネットで「水の節約」と検索して色々と見てみると。どうやら水の節約は、人間の生活用水の確保のため、という目的が大半であることが分かった。エコというと、環境保護活動と経費削減がごっちゃになることが多いけど、水の節約は後者だ。

とはいえ、水の節約が環境保護活動としての一面を持っていないわけではない。どうやら蛇口をひねって水を出すにも電気を使うらしいから、水を使わないことは電気を使わないことにもなり、それは二酸化炭素排出量の削減につながりはずだから、エコだ。同じように下水の処理システムも、処理する水の量が減れば電気の消費量も減るだろうから、水の節約はきっと電気消費量の削減につながっているといえる。でも、一体誰がそんなことを考えて水の節約をしているんだろうか。きっと人は盲目的に、「水の節約はエコだ」と思って水を節約するんじゃないだろうか。

別に水の節約なんてする必要ない、って言いたいんじゃない。エコには、実はエコになっていないものがあることや、経費削減してるだけ、つまりは自分のためのくせに、偉そうに「地球にためにやってる」なんて思うなってことが言いたいんだ。

 

水の節約については触れられていなかったけど、環境問題を考える人に是非読んでもらいたい本がある。これは本当に僕にとって衝撃的な本だった。盲目的に「エコ、エコ」と叫んでいた僕は、この本がきっかけで考え方を変えた。

 

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書) Book 偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)

著者:武田 邦彦
販売元:幻冬舎
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エコを疑いたまえ。

例えば、割り箸をやめた松屋を疑うのだ。そのことで何か賞もらったみたいだけど、あれが本当にエコなのかどうか、実は僕たちは知らない。少なくとも割り箸は、環境を破壊するものでは全くなかったはずだ。

他にもきっと、営利目的や利権絡みのエコが世界には溢れている。たぶん。

そもそも、「エコ」と聞いただけで「環境にいいもの」とイメージしてしまう時点で、「エコ」という言葉が危ない言葉であると、思わなければならないと思う。

気をつけなはれや。

 

 

ではまた。

 

★☆本日の英語☆★

This city's burning.

"It's not my burden."

~GREEN DAY『LETTER BOMB』~

《訳》街が燃えているのに 「それは私の責任ではありません」だと

 

 

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