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2009年6月18日 (木)

村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス(上)』

を読んだ。

 

やっぱり村上春樹は面白い。あらすじは紹介できない。ストーリーの説明のしようがないように思えるから。それでも面白いのは、たぶん僕は村上春樹の文章が好きだからだろう。ストーリーというよりも、言葉遣いとか、そういったもののあらゆる表現が気に入っているんだと思う。それに要所要所にみられる風刺のようなものも共感できる。だからいいんだ。

では折り目をつけたところから一部紹介。

 

「気をつけるんだよ。殺されたくなければ、気をつけた方がいい。戦争というのは必ずあるんだ。いつでも必ずある。ないということはないんだ。ないように見えても必ずある。人間というのはね、心底では殺しあうのが好きなんだ。そしてみんなで殺し疲れるまで殺しあうんだ。殺し疲れるとしばらく休む。それからまた殺しあいを始める。決まってるんだ。誰も信用できないし、何も変わらない。だからどうしようもないんだ。そういうのが嫌だったら別の世界に逃げるしかないんだよ」

~村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス(上)』~

 

この話、上巻を読み終わってもラストの想像が全くつかない。まぁ大体の村上春樹作品がそんな感じのような気もするが、『ダンス・ダンス・ダンス』は特にそうだと思う。

下巻もまた楽しみだ。

 

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ではまた。

 

 

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