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2009年7月

2009年7月28日 (火)

コウシロウ

今日は朝から会社へ行き19時まで働いて帰って来た。

 

16時頃、コピーをとっていると一人の同期が僕のところへやって来た。最初はプリンターから出力された紙を取るそぶりを見せていたが、彼女は何も手に取らずに僕に向き直ってこう言った。半笑いでこう言った。

「コウシロウみたいだね」

「・・・コウシロウみたいだね?」と僕は思った。コウシロウ、こうしろう、幸四郎・・・?

僕は形式的に聞いてみた。「コウシロウって何?誰?」

彼女は言った。半笑いで言った。「あの、騎手の」

「武幸四郎?」と僕は言った。「そう」と、彼女は相変わらず半笑いで言った。僕が武幸四郎に似ている・・・?僕は武幸四郎の顔を思い浮かべた。

 

 

Photo  

 

 

 

 

 

 

なんだ。悪くないじゃないか。何なら武幸四郎はモテると聞いています。

なぜ半笑いだったのだ、我が同期。

ていうか俺たぶん似てねぇ・・・。

 

なんていうか、ドンマイ。同期も僕も。

 

 

ではまた。

 

 

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村上春樹『1Q84 BOOK2 <7月-9月>』

を読んだ。

 

面白かった。めちゃくちゃ面白かった。何が面白いんだろう。よく分からないけど色々だ。色々と、何かと、なんやかんやで面白い。上巻を読んだ時点での僕のストーリー展開の予想はまー見事に外れたけれど、結末も満足のいくものだった。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない結末。僕が好きな結末だ。でもこの作品に関しては、ハッピーエンドがいいなーと思いながら読んでいた。アホみたいなハッピーエンドは作品の質を下げてしまうかもしれないけれど、でもこの作品にはアホみたいなハッピーエンドもいいなーと思った。でもそうはならなかった。でも僕は満足だ。いい小説だ。1Q84。

どうだ。こんな説明じゃ伝わらないだろ。

 

“説明しなくてはわからないということは、説明してもわからないということだ”

 

ではまた折り目をつけたページの一部を紹介。

 

高速道路沿いの建物はどれも醜く、自動車の排気ガスに薄黒く汚れ、いたるところに派手ばでしい広告看板が掲げられていた。そんな光景を目にしていると気が重くなった。どうして人々はこんな心塞ぐ場所をわざわざ作り出さなくてはならないのだろう。世界が隅々まで美しくなくてはならないとまでは言わない。しかしなにもここまで醜くなくてもいいのではないか。

~村上春樹『1Q84 BOOK2 <7月-9月>』より~

 

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ではまた。

 

 

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2009年7月26日 (日)

映画『ディア・ドクター』

を観た。

 

なかなか面白かった。でも期待値が高かった分、それほど満足もできなかった。なんか消化不良な感じがしてしまった。こんな終わり方かーいっ!って感じがした。ドラマとかで長くやった方が面白いかもな、と思った。

主演の鶴瓶はいい味を出していた。愛嬌の良さやテンパってるときの演技など、この役にぴったりだったのではないだろうか。あと田舎の村の雰囲気もとても良かった。

うん。こりゃあれだな。僕があまり感想を持てないのは、たぶん途中でちょっと寝てしまったからだな。やっぱ二日酔いで映画に行くべきじゃないな。アーメン。

 

 

ではまた。

 

 

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映画『ヘヴンズ・ドア』

を観た。

 

なかなか良かった。主演の長瀬智也と福田麻由子がとても良かった。めちゃくちゃ感動することもないし、ずぎゃーんとくる台詞があるわけでもなかったけど、悪くなかった。きっと監督がいいんだろう。しかし長瀬は、かっこいいし歌も歌えるし演技もできるんだからな、こりゃモテモテなんだろうな。いいなー。

 

ではまた。

 

 

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かーんち

Photo 完治したー!!!!

踵、完治したー!!!

フットサルしても全然痛くなかったー!!!

あとは鈍った体を戻すだけだ!

よっしゃー。見てろよー。溜まってた分爆発するぞー。

会社のサッカー部にも復帰するか。

スポーツの夏の始まりだ。

 

 

ではまた。

 

 

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2009年7月25日 (土)

「i」がない

昨日は朝から会社へ行き17時半まで働いて飲んで帰って来た。

 

飲み会の最中、ビールとテキーラで完全に酔っ払いと化した僕は、「なんで俺には彼女がいねぇんだ!」と言い出していた。しかしそんな話はしれーっとスルーされ、その場にいた女性たちは一人の男性が持っていたi phoneに夢中だった。そして僕の隣に座っていた女性の先輩が言った。「健太もi phone買いなよ。そしたらモテるよ」

僕は言った。「僕はね、そういうのが嫌いなんですよ。i phoneなんて必要ないし、そもそもみんながウワーって飛びつくものがあまり好きじゃないのです。i podも持ってないです」

すると僕の隣の隣にいた女性の先輩が言った。「健さん、分かったよ。健さんに彼女ができない理由」

「愛がないんだよ」

 

・・・うまい。

 

 

ではまた。

 

 

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2009年7月23日 (木)

どこを見ても

もうお腹いっぱいなのにさ、

「もっと買え。もっと買え」

「まだ食える。まだ食える」

って言ってるよ。

ビジネスマン曰く、人々には潜在的ニーズというものがあってさ、どうやら本人達もまだ食えることに気づいていないということらしいよ。お腹いっぱいなのは気のせいだってさ。

「これなら食えるでしょ」

「きみはこれを求めているはずだ」

 

あぁ。

世界はセールスプロモーションで溢れているよ。

 

 

ではまた。

 

 

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2009年7月22日 (水)

村上春樹『1Q84 BOOK1 <4月-6月>』

を読んだ。

 

面白い・・・。やっぱり村上春樹は面白い。設定も面白いし、展開も面白い。キャラクターもいい。売れるわけだ。たしかに1800円出す価値がある。

上巻の最後の方では、「お?これはもしかしたらこういうことか?」という予想が立った。これは村上春樹作品には珍しいことだ。少なくとも僕にとっては。いつもは本当に最後の方になって分かったり、あるいは最後までよく分からなかったりするのだが、今回のは半分でちょっと見えてきた。でもだから白けるってことではなくて、むしろ予想できてしまったことでさらに引き込まれている僕がいる。「本当にそうなのか!?」って。その証拠に、僕は上巻読み終えてすぐに下巻を買った。昼休みに読み終えて、会社帰り電車に乗る前に買った。あんなでっかいハードカバーの本が2冊も入った鞄は、まー重かった。それは予想できた重さだったけど、一刻も早く続きが読みたかったから仕方ない。

早く下巻も読んだろ。

 

ではいつもみたいに、折り目をつけたページから一部を紹介。

 

「やった方は適当な理屈をつけて行為を合理化できるし、忘れてもしまえる。見たくないものから目を背けることもできる。でもやられた方は忘れない。目も背けられない。記憶は親から子へと受け継がれる。世界というのはね、青豆さん、ひとつの記憶とその反対側の記憶との果てしない闘いなんだよ」

~村上春樹『1Q84 BOOK1 <4月-6月>』より~

 

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ではまた。

 

 

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2009年7月21日 (火)

イライラ

Photo 今日は朝から会社へ行き18時半まで働いてなぜかヘトヘトになって帰って来た。

 

帰りの駅の改札付近で、何やらコインロッカーで騒いでるおじさんがいた。おじさんは、料金を精算する機械にPASMOを何回もバンバンと当てていた。当てていたというよりも、叩いていたって感じか。何回も何回も。バンバンバンバンと。何で開かねぇんだよ!なんて言いながら。その何回もバンバン叩いてる内に、たまたまPASMOがちょっと長い間機械に接触したんだろう。ロッカーが突然開いた。おじさんはブツブツ言いながらリュックサックを取り出して、ロッカーをバンっ!と強く閉めた。おじさんはとてもイライラしていたようだ。

 

“イライラ”はここにもあった。電車に乗って地元の駅に帰ってきて歩いていると、交差点を右折してくるバスがいた。そしてバスが右折し終えた瞬間に、ビーっと音(バイクの場合もクラクションって言っていいのだろうか・・・?)を鳴らしながら原動機付自転車がその交差点に侵入してきた。どうやらそのバスが右折してきたために交差点への侵入速度を落とさざるを得なかったようだ。それに腹を立てたらしく、原動機付自転車の運転手は「おいっ!」と叫んで、一度通過しかけた交差点を強引に左折し、バスの横についた。バスは不幸にも駅に到着して停まっていたのだ。原動機付自転車の運転手はバスの運転手にやんややんや言っていた。

うーん。人は今とてもイライラしている。きっとカルシウムが足りてないんだな。どちらもきっと、その出来事事態に腹が立ったわけではないはずだ。もっと前から彼らのイライラは始まっていたのだ。カルシウムが足りてないのだ。となると周りの人がどれだけ彼らに気を使おうと、きっと彼らはイライラする。うーん。これは難しい問題だ。

とりあえず牛乳に相談かなぁ・・・。

 

 

ではまた。

 

 

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2009年7月20日 (月)

m.o.v.e

次は主に高校から浪人時代に聴いていたmove。

 

まずは一番のヒット曲『Gamble Rumble』。

 

次はイケイケ『SUPER SONIC DANCE』。

 

大作『come together』。

 

これはかっこいい。『GHETTO BLASTER』。

 

次はPVの完成度がすげぇ。『HOW TO SEE YOU AGAIN』。

 

またまたアゲアゲ。『DISCO TIME』。

 

思い出すなぁ。m.o.v.e好きだと言って変な目で見られる日々。今聴いてもやっぱかっこいいと思うけどな、僕は。

 

 

ではまた。

 

 

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L⇔R

この3連休は、家にいる時は昔の懐かしいCDを聞いていた。

小学・中学と好きだったL↔R。

YouTubeでPVを拾ってみた。

 

まずL↔Rといえば『Knokin' on your door』。

 

でももっといい曲がたくさんあるんだ。たとえばこれ。『Bye』。

 

そして『GAME』。

 

あるいは『remenber』。

 

これも。『Hello It's Me』。

 

ついでに『Tumbling Down』。

 

最後に僕のお気に入り『Lazy Girl』。

 

いや、こう改めて聴くとやっぱいいな。

L⇔R。

 

 

ではまた。

 

 

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2009年7月19日 (日)

三鷹の友

昨日は夜まで家でウダウダして夜は友人と飲みに行った。

 

2軒ハシゴして最後はカラオケ。この友人は昔バイトをしていたところの先輩で、もうかれこれ7年くらいの付き合いになる。僕のことを飲みに誘ってくれる希少な友人だ。そして色々と面白い話ができる貴重な友人だ。昨日も色々と話した。「資本主義vs共産主義」「なぜ女は男に気づかれないように段取っていつの間にかスパっと男を切るのか」「エコビジネス」「アルミ」「花火大会の一体どこがいいのか」などといったことを話した。そしてカラオケでは二人とも歌はあまり上手くないけど、そんなの関係ねぇと言わんばかりに自由に歌った。選曲に気を使うこともない。何人かでいくと「みんなが知ってる曲入れなきゃ」とか「女の子ウケするの入れよう」とか思ってしまうけど、そんなことは一切ない。自由なカラオケだ。喉の痛みと引き換えに、僕は体内に拘束していたストレスを解放した。

 

僕らは地元が同じだからきっとこの仲は一生続くだろう。一生もんの友人だ。東京出身でよかった、と僕は思った。

 

 

ではまた。

 

 

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2009年7月18日 (土)

社会

怠ける人を誰かが叱ってやる社会と、怠ける人に「自業自得だ」などと自己責任論を振りかざし見捨てる、あるいは搾取する社会。どっちがいいだろう。

 

 

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2009年7月17日 (金)

背後からの

今日は朝から会社へ行き20時まで働いて帰って来た。

 

今日は駅までバスで行っていたので、帰りもバスだった。帰りのバスは、空いていた。僕は一人がけの席に座って、本を開いた。バスが出発してすぐ、僕は誰かに肩を叩かれた。振り返ろうとすると、その手は次に僕の右耳のイヤホンを引っ張った。僕は「しまった!バスに乗ったときに音量下げるの忘れてた!音漏れしたか」と思った。文句を言われるのだと思った。振り返って謝ろうとすると、後ろにいたおばちゃんが「虫。虫」と言った。「あなたの首に虫が付いていたわよ」と言って、取ってくれたらしい小さな虫を見せてきた。む、虫かよ!ちなみにつぶれていた。俺の首で殺したのかよ!僕は半笑いで「ありがとうございます」と言って前に向き直った。そしてポータブルオーディオプレーヤーの音量を13から11に下げて、イヤホンを付けた。おばちゃん、ありがとう。でもね、あんまそれやらない方がいいと思うよ。

 

ではまた。

 

 

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2009年7月16日 (木)

いわゆる営業さん

Photo 今日は朝から会社へ行き21時まで働いて帰って来た。

 

今日はとある会社の、いわゆる営業の方とお話をした。おそらく一般的に言うところの「営業をかけられる」というものなのだろうか。あちらの会社のサービスを紹介してもらったり、その他の話をしたりした。

そこで僕がとても感心したことがある。それはいわゆる営業さんの記憶力。1回会っただけ、しかも名刺交換をしただけの人の名前を覚えていたりする。アリほどの記憶力しかない僕はただただ感心するばかりだった。喋り方もしっかりしているし、いわゆる営業の人ってのはすげーなーって思った。歳はたぶん同じくらいなのに、しっかりしてるんだよなー。

それに比べたら僕なんてもうアレだな。

 

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

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2009年7月15日 (水)

あ、つい

夏だ~。

暑いよ~。

暑くて暑くて、暑いよ~。

うわ~い。

 

 

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2009年7月13日 (月)

やっぱ強いジョルジオ・ペトロシアン

Photo K-1 MAX準々決勝を観た。

 

ここでも以前書いたジョルジオ・ペトロシアンの試合もあった。相手は、元世界王者のクラウス。TBSの愚か者がこの試合を超ハイライトでしか放送しないという愚行に及んだからどういう試合だったかはっきりとは分からないのだけれど、そのハイライトのちょっとを観るだけでもペトロシアンが圧倒的に優位に進めた試合であることが分かった。結局判定での勝利だったようだが、きっとクラウスは何もさせてもらえなかったことだろう。

もうこれは断言していいと思う。

今年のチャンピオンはジョルジオ・ペトロシアンだ。

 

マジでつえ~んだから。

 

 

ではまた。

 

 

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「自由」トルツメで

「自由民主党」というだけで票が入る時代の後には、「民主党」というだけで票が入る時代がやってきた。

なんで2択なんだよ。なんで自由民主党がダメだからって民主党に入れるんだよ。こんなんじゃいつまで経っても何も変わらないよ。目糞鼻糞の戦いに、耳糞くらい加えてやれよ。そうしなきゃ始まらないだろ。

 

【トルツメ】

トルツメとは、校正の用語で、余計な文字や記号を削除した上、空いた部分を詰めるという指示のことである。

 

なんか解散総選挙も近いみたいだけどさ、今回の選挙で民主党が政権執ったって、どうせすぐに「やっぱ民主党はダメだ」とか言ってまた自由民主党に政権戻すんだろ。そのうちさ、「じゃあ交互に政権執りましょう」なんつって、デッカイ談合みたいのも始まるかもしれんぞ。しょーもない。「自由」が付いたり付かなかったりするだけか!

 

もう思考停止した国に民主主義は無理!!!

じゃあどうすんだ!!

知るか!!!

 

 

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2009年7月12日 (日)

映画『ラッシュライフ』

Photo_2 を観た。

 

なかなか面白かった。豊田の犬との話が薄すぎて、そのせいでラストがイマイチだったけど、黒澤のところは良かった。黒澤は堺雅人が演じているんだけど、やっぱ堺雅人はいい。

映画自体は本当にお金がかかっていない感じだった。それもそのはず。これは学生が撮った映画なのだ。よく学生が伊坂幸太郎の作品を買えたものだ。ラストのイマイチ感は、脚本とか監督とかが乱立していたせいでもあるのかもしれないな。

でも、あの話をよくここまで映像化したって感じ。観て損はしないと思う。

 

 

ではまた。

 

 

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梨木香歩『西の魔女が死んだ』

を読んだ。

 

あまり面白くなかった。話が短いし、文字も少ないのでしれーっと読めてしまったからか、掴み所がないような感じがした。映画化されている作品だけど、きっと映画の方が面白いだろうなと思う。

1ページだけ折り目をつけていたので、そこから一部を紹介。

 

「(前略)自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中で生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」

~梨木香歩『西の魔女が死んだ』より~

 

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ではまた。

 

 

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東京都議会選挙

Photo 今日は都議会選だ。僕の住んでいる三鷹地区では、以下の4名が出馬している。

 

 

 

①ほんだ勇

日本共産党所属。役職などを書くPR欄に「PTA会長」「保育園父母会長」などと書いちゃうおちゃめさん。保育園の待機児の解消や高齢者の医療費無料、100万人の雇用創出などをマニフェストで掲げている。また、東京電力に勤めていた頃の経験から、アメリカ式の経営に反発を覚えて共産党に入党。弱い立場の人や働く環境について考えていそうな人。

 

②中村ひろし

民主党所属。マニフェストの中に、「積極的に支援」、「安心」、「希望と活力ある社会の構築」、「安定した地域経済」といった抽象的な表現が散在しており、胡散臭さが垣間見られる人。「実行力37才」というキャッチコピーで若さをアピールしたいようだが、「若さ、経験、フットワーク」という売り言葉もあり、若さでいくのか経験でいくのか迷いが見られる。

 

③伊沢けい子

無所属。医療や保育、介護の問題に対してマニフェストを掲げており、ほんだ勇氏と同様、弱者に目を向けていそう。また、ホームページなどを見ても、都民に対して丁寧に説明しようという姿勢が見られる.

 

④吉野利明

自民党所属。具体的にマニフェストを示すのではなく、与党という立場を最大限に発揮し、支援者や経験の豊富さをアピール。彼の息子とは少年野球のチームメイトだったこともあり、少年時代に何度かマクドナルドを奢ってもらった借りがある。また、地元三鷹出身で出身高校が都立三鷹高校であり、僕の大先輩ということになる。

 

僕は選挙公報を見ただけで2人に絞っていた。

そして、インターネットで調べたりして、迷いに迷って何とか1人に決め、投票してきた。①~④の紹介文で、きっと絞った2人というのはお分かりいただけるだろう。正直、この2人ならどっちでもいいと思った。決め手は、最近読んだ本だ。

 

『マルクスの逆襲』

 

そういうことだ。

 

 

ではまた。

 

 

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2009年7月 9日 (木)

三田誠広『マルクスの逆襲』

を読んだ。
 
なかなか面白かった。資本主義の限界が見えてきた昨今だから、マルクスについてもう一度考えてみようという本だった。社会主義とは共産主義とか、今までよく分からずに資本主義の批判をしていたけど、ちょっと分かったような気がする。そして、マルクスの「貧富の差をなくす」という理念はとてもいい考え方だと思ったし、それが否定される今の世の中はやっぱ狂ってるんだな、と思った。社会主義とか共産主義とか言うと危ない人のように思われるんだろうけど、僕は何も危険な思想を抱いているわけではない。大金持ちがますます大金持ちになり、貧乏人がますます貧乏人になる世界をどうにかしようというだけじゃないか。資本主義というよりも、金儲け主義をぶっ潰す必要がある。ただ自分の利益しか生まないビジネス。そういうものが多過ぎるんだよ。何だよ先物取引って。この時代を疑うためにも、お勧めの本だ。
 
あとこの本には日本の社会主義者たちの話も入っていた。ようは全共闘のことなのだけど。なるほどな、と思えることもたくさんあった。難しく書いてあるわけでもないし、日本の歴史を軽く知る上でもいいのではないか。
 
では折り目を付けたページから一部を紹介。

 

(前略)

スミスはこうした重商主義を批判した。独占や買い占めによって儲けたところで、高値で商品を買わされた人々は損失をこうむることになる。誰かが得をしたぶんだけ、誰かが損をしているのだから、商売による儲けには意味がない。本当に意味があるのは、工業や農業による生産だけなのだ。経済の発展のためには、商人の利権を排除して、生産性そのものを向上させなければならない。

~三田誠広『マルクスの逆襲』より~

 

まぁこんなこと言っておきながら、今僕はまさに利益を追求しまくる民間企業で、その利益のために蟻の如く働いているわけだが・・・。工業でも農業でもない事業において。確かに、「俺のしてることは何か意味があるのだろうか」とはよく考える。まぁもうちょっとだけ待ってくれよ、マルクス。

 

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ではまた。

 

 

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力の証明

今日は朝から会社へ行き、18時15分まで働いて帰って来た。

 

帰りの道の、けっこう長い上り坂を自転車で走っていると、すごい勢いで立ち漕ぎをした少年二人が僕を追い抜いていった。当然僕も立ち漕ぎで追いかけた。追いかけて、抜き返した。そして後ろを振り返り、中指を立てて叫んだ。「大人なめんなー!」

 

またしばらく走ると、わき道から急に曲がってきて僕の前に入った少年がいた。少年はマウンテンバイクに乗って、ギアを軽くしたり重くしたり慌しかった。そして、遅かった。僕はスピードを上げて何ともない顔をして少年を抜いた。そして振り返って言った。「ママチャリなめんなー!」

 

 

 

なんてことはない。

 

【妄想<もうそう>】

①[仏](モウゾウとも)みだりなおもい。正しくない想念。

②[心]根拠のない主観的な想像や信念。病的原因によって起り、事実や経験や論理によっては容易に訂正されることがない。「誇大―」「被害―」「関係―」

~広辞苑より~

 

 

ではまた。

 

★☆本日の英語☆★

Oh my god... don't leave me!!!

~INNERLOGICS『Bam's Girlfriends』~

《訳》オー・マイ・ゴッド・・・俺を一人にしないでくれ!!!

 

 

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2009年7月 8日 (水)

信じらんねぇ・・・

バスの中にウ○コが落ちてた。

 

 

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2009年7月 7日 (火)

荻原浩『コールドゲーム』

を読んだ。

 

なかなか面白かった。中学生時代にクラス全員からいじめに遭っていた少年が、4年後に当時のクラスメイトに復讐する話。ネタバレになりそうだからこれ以上は言えない。ようするにサスペンスだ。

 

ラストの方を読んで、僕はまたいじめっ子だった頃の自分を思い出した。そして、いじめていた彼を思い出した。僕だって復讐をされておかしくない人間なのだ、と思った。そう思うと怖くなった。彼は今何をしているんだろう。元気なのだろうか。僕のことを覚えているんだろうか。きっと覚えているだろう。ばったり僕に会ったら彼はどうするだろうか。話し掛けてくることはないだろう。僕は当時のことを猛烈に反省しているが、それを彼に伝えたことはない。だから彼にとって僕はいつまでも、“いじめっ子のクソ野郎”のはずだ。

中学卒業時に彼と僕がどのような関係だったのか、僕は全く覚えていない。彼と接するのは中学1年の時にやめた――と思う――のだが、それ以降僕が彼と接触していたのかどうかがまったく思い出せない。廊下ですれ違うときにちょっかいを出していたのかどうか、などといったことだ。思い出せない。積極的に絡んでいたことはない、とは思うのだが。高校時代などは何度か近所で見かけることもあったが、僕が引っ越してしまってからはただの一度も会うことはなかった。僕が忘れてしまってもきっと彼は覚えているだろう。認識というものは人によってまったく異なる。だから僕が、「いじめは中1でやめた」と思っていても、彼は「中学3年間ずっといじめられていた」と思っている可能性は十分にある。そうならなお更彼は僕を忘れないだろう。僕は小学校から中学まで彼に本当にひどいことをした。おそらく、――これも結局は僕の勝手な記憶なのかもしれないが――クラス全員を巻き込んでっていういじめではなかったから、きっと恨まれているのは僕だけだ。

こんな僕は一体どうしたらいいんだろう。『コールドゲーム』では、「忘れずに考え続ける」ということを誓っていた。もちろん僕だって忘れない。忘れずに、何とか、いじめが限りなくゼロに近づくように、弱い者の味方になってあげたい、とは思っている。肉体的、精神的、社会的弱者の味方でいられるようにと、いつも考えているつもりだ。

うーん・・・。今さらこんな都合のいいこと言うのは絶対ズルイな・・・。きっと僕は、取り返しのつかないことをしてしまったんだ。背負うしかねぇんだな、このことは。逃げるつもりもないけど、逃げられるものでもないんだ。

 

『コールドゲーム』。

いじめの経験があるなら覚悟して読んだ方がいい。今が幸せならもしかしたら読まない方がいいかもしれない。背負ってしまったモノを忘れるってのは、幸せに生きる上できっと重要なことのような気もするし。あるいは軽く考えることができるなら読んでもいいかもしれない。そのへんはよく分からない。

 

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とにかく、僕は分かってしまった。

 

過去は取り消せないし、生きるには覚悟が必要だ。

 

 

ではまた。

 

 

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食事中はお静かに

Photo 今日は朝から会社へ行き18時半まで働いて帰って来た。

 

会社の帰りに松屋で夕飯を食べた。僕が座った右隣の席では、高校生と思われる青年が二人並んで定食を食べていた。やがて頼んだものがテーブルに並び、僕も食事を始めたのだが、どうも隣の青年たちの会話が気になる。

「お前それさ、何なの?自分の女癖の悪さ自覚してるわけ?」

「は?何だよそれ」

どうやら揉めているらしい。ここ松屋で、どうやら揉めているらしい。

「お前それさ、どう考えたって“キープ”じゃん。だって付き合う気ないんでしょ?」

「うん、ない」

「お前ふざけてんのかよ」

「なんだよお前。そうやって偏見押し付けんのやめてくんない?てかなに涙目になってんの?(笑)」

責めている側の青年はどうやら純粋な心の持ち主らしく、友人が女の子を“キープ”している状態に憤っているようだ。そして責められてる彼は逆切れ気味。ピュアな彼を馬鹿にすらしているかもしれない。

「ていうかお前さ、金返せよ」

これもまた責めている側の青年の発言だ。何かを批判したついでに、日頃いい難いことを言ってしまうことは、よくある。

「はいはい、分かりましたよ。はい、300円」

「はぁ?お前マジふざけんな。1000円だろ。1000円」

「いいじゃねぇかよ。工面するの大変なんだぞ」

ちなみに借金している側の彼は、たぶん600円くらいする定食を食べ、さらにご飯のおかわりまで注文していた。まぁ食べ盛りなんだろう。借金の返済よりも自分の腹を満たす方が大事なお年ごろなのだ。

「お前さ、どんだけガキなんだよ。もう1週間も約束の日から過ぎてんだぞ?」

「いいじゃね~かよ~」

「いや、マジ無理。お前マジで無理」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

女癖は悪いし金は返さない。うーん。なかなかなダメ人間だな。

「もういいわ。じゃあもういいわ。いらねぇよ。どうせ君はいつも折れないもんな。いつも折れるのは俺じゃん」

「・・・・・・」

 

この後も友人に対する非難は続いていた。僕は食べ終わったので席を立った。その時ふと気になった。女癖の悪い高校生ってのはさぞイケメンなんだろうなぁ、と。僕は食事中、1回も彼らの顔を確認していなかったのだ。見てやろうと思って、席を立つ時に僕は首を右に捻った。

全然イケメンじゃなかった。むしろ、涙目ボーイの方がかっこいいのではないかと思った。まったく、これだから女の感覚は理解できん。女癖悪くて金も返さない逆切れ男がモテるなんて。まぁ若いから許してやるか。モテ期に舞い上がっただけかもしれんし、もしかしたらキープしてるっていう話は嘘かもしれないしね。ただなぁ青年よ。1つだけ言わせておくれ。松屋でケンカすな!

 

 

ではまた。

 

☆★本日の英語★☆

Nice guys finish last

~GREEN DAY『Nice Guys Finish Last』~

《訳》いい奴ほどラストに入ってくるんだぜ

 

 

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2009年7月 6日 (月)

モッテない男

Photo 今日は朝から会社へ行き18時半まで働いて帰って来た。

 

会社の帰りに本屋に寄った。今ハマっている『中退アフロ田中』を買うためだ。昨日3巻まで買ったから、4巻を買うつもりだった。本屋に入ってすぐにマンガのコーナーへ行き、目当ての『中退アフロ田中』の4巻を手にとってレジに向かった。店員さんがバーコードを読み取る機械でピッとやり、「530円になります」と言った。僕は財布の中を覗き、こう言った。「すみません。やっぱなしで」

財布に530円も入っていないサラリーマンアーメン。しかもよりによって買おうとしてた漫画が『中退アフロ田中』て!

 

 

ではまた。

 

☆★本日の英語★☆

Say everything is fine

~ELEVENTYSEVEN『ANTI-ADIEU』~

《訳》何もかも大丈夫だと言ってくれ

 

 

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2009年7月 5日 (日)

映画『扉をたたく人』

Photo_2を観た。

 

なかなか面白かった。アメリカの白人(大学教授)がひょんなことでシリア出身の青年と出会い、生活が変わっていくお話。それに移民の問題(9.11移行の変化)なども絡まって、とても切ないストーリー展開となっていた。最近観た洋画の中ではけっこう良い方だったと思う。太鼓(民族楽器みたいなもの)を演奏するシーンは、こっちもついついリズムを取ってしまうほどで、とても楽しかった。もっと演奏のシーンが多くても良かったのにな、と思った。

まぁお勧め。

 

 

 

ではまた。

 

 

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映画『四日間の奇跡』

を観た。

 

全然面白くなかった。事故にあった二人の意識が入れ替わってしまうというお話だった。なんかどこかで聞いた話だな、と思った。正直、観て損した。まぁ感動しやすい人はそれなりに楽しめる映画かもしれないけれど・・・。

 

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ではまた。

 

 

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朝帰り

Photo 昨日は吉祥寺で映画を観て、飲んで帰って来た。

 

久しぶりの朝帰りだった。オールってやつだ。といってもスタートは22時。まるでバイト上がりで飲みに行く学生みたいだ。昔はこんな時間から飲みに行っていたんだなぁとしみじみ。

1件目はサシで軽く飲み、店が閉まる12時くらいまでいた。それからもう1人が合流するまでにちょっと時間があったから、コンビニで缶ビールを買い、井の頭公園をブラブラしながら飲んだ。夜の井の頭公園には、宴会をしている若者たちと、愛を語り合う男女がたくさんいた。そんなカップルたちに僕らは、「情緒がねぇ!」などと叫んでいた。情緒の意味もよく分からずに。「井の頭公園には幽霊がいる」と、霊感の強い友人がいつか言っていたけれど、それに遭遇することはなかった。缶ビールは不味いな、と思った。

1時過ぎにもう一人が合流し、5時まで飲んだ。終盤はさすがにちょっと眠気が出てきたけど、僕たちは3人で、ずっと、ひたすら、話していた。朝が来るのなんてあっという間だった。となりのテーブルでは、30代半ばくらいの女性二人が、すごい態勢で寝ていた。僕たちは20代半ば。まだまだイケるな、と思った。

 

いやしかし、こういう風に飲める友人がいるってのは幸せなことだ。ある意味では不幸せな3人なのだけれど、ある意味では幸せだ。一生もんのトモダチ。そういうの大事。何があっても大丈夫という信頼。恋人ができると急に友達との接し方が変わるような奴には、僕は絶対にならないぞ。

 

 

ではまた。

 

 

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2009年7月 4日 (土)

網戸越しのカフカ

「カァ!カァ!」

「カァ!カァ!」

頭上から聞こえた鳴き声で僕は目を覚ました。カラスの鳴き声が珍しいわけではないけれど、やけに近い気がした。目は開けたが、まだ体は起こしていない。

また鳴き声がした。

「カァ!カァ!カァ!カァ!」

目が覚めているせいか、今度のはもっと鮮明に大きく聞こえた。鳴き声だけではなく、何かがガタガタ揺れていた。僕はびっくりして飛び起き、体を捻って声の方向を見た。そこには、口ばしを網戸に突き刺して羽をバタつかせているカラスがいた。どうやら僕はガラス戸を開けたまま寝ていたらしい。でもなぜカラスが網戸に突き刺さっているのだ?しかもカラスは、網戸から口ばしを抜こうと羽をバタつかせているようには見えない。むしろ、突き破ってこちら側に来ようとしているように見えた。僕は焦った。「なんだこの状況は」と思った。早く何とかしなければカラスがこちら側に来てしまう。僕はテーブルの上に置いてあったタウンページを手に取り、網戸越しにカラスをぶっ叩いた。ガシャーンという音と伴に、網戸が揺れ、突き刺さっていた口ばしは抜けてカラスはベランダに落ちた。興奮のあまり、僕の呼吸は荒い。「どうだこの野郎」などと思わないと、恐怖で震えてしまいそうだった。カラスは動かなかった。ピクリともしなかった。死んだはずはない。あんな程度で死ぬわけがない。たぶん気絶したのだろう。

僕は網戸を開け、恐る恐るカラスの両足を揃えて掴み、それを思い切りぶん投げた。カラスは胴体を中心に横回転しながら飛び、落ちた。「ドサ」っと音がした。僕は全てをなかったことにして、部屋に戻った。網戸が外れていないか確認して、体を部屋の中へ入れる。すると、背後からとてつもない数の鳴き声が聞こえてきた。

「カァ!カァ!カァ!カァ!カァ!カァ!」

振り返ると、本当にとてつもない数のカラスが上空からこちらに向かって飛んで来ていた。

「う、うわぁ!」

僕は自分でも情けないと思うほどの声を発し、急いで網戸を閉めた。「ガシャン!」という音を立てて網戸が閉まった。カラスは勢いをゆるめることなく突っ込んで来る。来る!僕はいつの間にか尻餅をついて、床にへたり込んでいた。6羽のカラスが、そのまま突っ込んできた。網戸に6つの口ばしが突き刺さった。突き刺さった状態で羽をバタバタさせ、「カァ!カァ!カァ!カァ!」と叫んでいた。羽の「バサっ!バサっ!」という音がこれほど恐怖に感じるとは。僕はその異常な光景をただどうすることもできずに見ていた。尋常じゃない量の汗をかいていることが分かる。声は出ない。ふと目線を落とすと、1羽のカラスがベランダを歩いていた。突っ込まずに着地したカラスがいたのだ。そしてよく見ると、網戸が少し開いている。勢いよく閉めたせいによる“はね返り”で、少し開いてしまっていたのだ。気づかなかった!そしてそのカラスはその隙間に向かって歩いている。ヤバい!閉めなければ!でも僕は動けなかった。カラスは異常なまでにゆっくりと歩いた。視線をずっとこちらに向けたまま、でも足は「隙間」に向かっていた。カラスはとうとう、その隙間に口ばしの先端を差し込んだ。網戸の上の方では6羽のカラスがバタついて網戸が揺れている。さっきよりも突き刺さった口ばしが深く入っているように見えた。下では1羽の賢明なカラスが今にも網戸を開けようとしている。もう口ばしの根元まで部屋の中に入っている。そして今にも網戸を横へスライドしようとしている。汗が止まらない。床についた手が接着剤でとめられてしまったように動かない。張り付いて取れないのだ。ヤバいヤバいヤバい!そしてついに、網戸が開いた。1羽のカラスが部屋に入ってきた。カラスは部屋に入ると、急に走り出し、僕目掛けて突進してきた。背後では6羽のカラスがギャーギャー騒いでいる。そして目の前のカラスは、僕の股間の前で足を止めた。そして頭を振り上げた。木こりが薪を割るときのように、野球のピッチャーが振りかぶるように、頭を振り上げた。嘘だろ?ヤバい!ヤバい!!ヤバい!!!何これ!何これ!!何これ!!!やめろ!やめろ!!やめろ!!!

カラスが口ばしを振り下ろした。

 

 

 

 

という夢をみた。

もちろんガラス戸は閉まっていたし、カラスは突き刺さっていなかったし、タウンページなんて部屋にはなかった。

ただ、遠くで聞こえたカラスの声にちょっとビクついた。

 

 

ではまた。

 

☆★本日の英語★☆

But after digging deeper, regret seems to be my downfall

~BETTER LUCK NEXT TIME『Start From Skratch』~

《訳》でも深く掘り下げてみると 後悔がこの状況を招いたんだと思う

 

 

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恩田陸『ネクロポリス(下)』

を読んだ。

 

残念だった。途中まですごく面白かったのに、結末が全然面白くない。なんだよそれ!と言いたくなる。「終わりよければ全てよし」という言葉があるけれど、逆もまた然り。終わり悪ければ全て悪し!

んまぁそこまで言わなくてもいいけど、ずっと面白かっただけに残念だった。漫画などにも言えることだけれど、長く連載したストーリーをどうやって終わらせるかってのは、かなり重要なことなんだと思う。そして、人生もまた然りだ。どうやって終わらせるかが重要だ。

 

では、折り目を付けたところから一部を紹介。「死」について、いいことを言っていた。

 

(前略)東京では、どんどん死者が見えなくなっています。家族が病院で死ぬようになり、子供の目からも、町の中からも、死者は隠されるようになった。だけど、アナザー・ヒルでは死者は特別扱いされません。死を隠蔽することもない。(中略)死はイベントであり、日常と地続きであり、死者と一緒に愉しんでしまうしかないのだと。最初は不謹慎で悪趣味だと思いましたけど、今にしてみれば、そのほうがよっぽど健全だと思います。

~恩田陸『ネクロポリス(下)』より~

 

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ではまた。

 

 

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2009年7月 3日 (金)

のりつけ雅春『高校アフロ田中①~⑤』

を読んだ。

 

ここ2,3日、昼休みの会話がマンガのことばかりだった。『ドラゴンボール』から始まり、『宇宙兄弟』、『PLUTO』、『ONE PIECE』、『はじめの一歩』など、とにかく色々なマンガの話をした。そこで会社の先輩の口から、『上京アフロ田中』の名前が出た。『アフロ田中シリーズ』は、以前から友人が絶賛していたこともあり、知ってはいたのだけれど、僕は一度も読んだことがなかった。同じく先輩も絶賛していた。不思議なもので、マンガの話ばっかしていると無性にマンガが読みたくなってくる。別に不思議じゃないか。僕は、ちょうど集めていた『PLUTO』が終わってしまったこともあり、新しく何かマンガを集めようと思っていたところだったので、『アフロ田中シリーズ』の最初、『高校アフロ田中』を買うことにした。最初はマンガ喫茶などで読んでみてから決めようと思っていたのだけれど、面倒になったのでいきなり買うことにした。一気に5巻まで買い、それを一気に読んだ。

面白かった。夜中に普通に声を出して笑ってしまった。しかもたまに主人公の田中がいい事を言う。それもまたこのマンガのいいところだ。たとえばこれ。

 

力があるってだけで・・・

ちからないヤツをおさえつける・・・

そっちのほうが・・・

よっぽどひきょーじゃねーか?

~のりつけ雅春『高校アフロ田中①』より~

 

いいこと言うわ~。社会風刺効いてるわ~。そういうつもりで言ってるのか知らないけど。

週末にまた買い込んで読むぞ~!

 

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ではまた。

 

 

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2009年7月 1日 (水)

恩田陸『ネクロポリス(上)』

を読んだ。

 

面白い。恩田ワールドだ。引き込まれる。設定が面白いし、キャラクターも面白い。文章の書き方も僕の好みだ。ちょっとミステリーに寄りすぎているところが気になるけど、それもまた恩田陸っぽさだと思う。例えば伊坂幸太郎のように、「うぉ!」と思わせる台詞や表現は少ないのだけれど、世界観の作り込みと発想はすごい。

上巻の終わり方がすごく続きが気になる終わり方だから、さっそく下巻に取り掛かろう。

 

最後に、いつものように折り目を付けたページから一部を抜粋して紹介。

 

社会がマジョリティによって形成されていることを彼は思い知った。善悪や道徳を定めているのは、神ではなく大衆の多数派である。

~恩田陸『ネクロポリス』より~

 

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ではまた。

 

 

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クタクタボーイ

Photo 今日は朝から会社へ行き17時半まで働いて帰って来た。

 

帰りのバスに乗り込むと、座席はすでに先客で埋まっていた。僕は前乗りのバスの、前の方につり革を持って立つことにした。僕の前には中年の女性が買い物袋を持って座っていた。左手側には誰もおらず、背後にはケツをはみ出した金髪の若い女性。右側には高校生らしき青年が立っていた。この青年が実に辛そうだった。立ちながらゆらゆらしており、今にも眠ってしまいそうだった。背中にはパンパンに膨らんだリュックを背負い、ラケットケースを肩に掛けていた。きっとバドミントン部に所属しており、朝練・昼練・放課後練でクタクタだったんだろうと思う。

しばらくした時、僕の目の前に座っていた女性が降車ボタンを押した。隣にいた青年がうなだれたように見えた。「そっちかよ・・・」と、彼の心の声が聞こえた。バスがバス停に着くと、車のちょうど真ん中あたりにあるドアが開き、僕の目の前にいた女性が席を立って降りた。さすがに僕が座るのは気まずいと思い、その女性がドアに向かうのに乗じて、僕はバスの後ろの方へ移動した。青年とすれ違うときにチラっと彼と目を合わせ、「お前が座れよ」と、僕は伝えたつもりだった。そして僕は、青年の左隣から右隣へと移動した。すると青年は、空っぽになった席を見つめた。見つめて、ピクっと動いた。その時。新たに乗ってきた乗客の一番手(またしても中年女性)がすかさずその空いている席に座ったのだ。青年の心境を察し、僕は心の中で「ドンマイ」と囁いた。その後も青年はバスの揺れに合せて右へ左へ大きく揺れた。つり革を掴んだ腕に顔をうずめ、もしかしたら寝ていた瞬間もあったかもしれない。その彼の前では、まんまと座席を奪い去った女性が携帯メールを一生懸命打っていた。おそらく彼女は青年の極限状態には気づいていなかっただろう。

またしばらくして、バスがバス停に止まった。その時、一番前の左側の座席の客が席を立った。青年はしばらくそのことに気づかなかったが(彼は顔を腕にうずめてゆらゆらしていたから)、ふと顔を上げると前の席の空席に気が付いた。そこからの彼はさっきとは違っていた。何らかの変化を成長と呼ぶなら、これが成長だろう。まるで獲物に狙いを付けた猛獣の如く、その座席を確保した。ただ、その“気づき”から“着席”までの動作は、少し大袈裟過ぎたようだった。さっきまで彼の目の前にいた中年女性は携帯メールを打つのをやめ、目をまん丸と開いて、やっとのことで席に座ることができた青年をじっと見つめていた。その目はまるで、「何この子。若いのに座るのに必死じゃない」と言っているかのようだった。僕は思った。お前のせいじゃーいっ!

 

 

ではまた。

 

☆★本日の英語★☆

I get the feeling everything was finished from the start

~ALLISTER『D2』~

《訳》始めからすべてが終わっていたように感じるときがある

 

 

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