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2009年7月 4日 (土)

恩田陸『ネクロポリス(下)』

を読んだ。

 

残念だった。途中まですごく面白かったのに、結末が全然面白くない。なんだよそれ!と言いたくなる。「終わりよければ全てよし」という言葉があるけれど、逆もまた然り。終わり悪ければ全て悪し!

んまぁそこまで言わなくてもいいけど、ずっと面白かっただけに残念だった。漫画などにも言えることだけれど、長く連載したストーリーをどうやって終わらせるかってのは、かなり重要なことなんだと思う。そして、人生もまた然りだ。どうやって終わらせるかが重要だ。

 

では、折り目を付けたところから一部を紹介。「死」について、いいことを言っていた。

 

(前略)東京では、どんどん死者が見えなくなっています。家族が病院で死ぬようになり、子供の目からも、町の中からも、死者は隠されるようになった。だけど、アナザー・ヒルでは死者は特別扱いされません。死を隠蔽することもない。(中略)死はイベントであり、日常と地続きであり、死者と一緒に愉しんでしまうしかないのだと。最初は不謹慎で悪趣味だと思いましたけど、今にしてみれば、そのほうがよっぽど健全だと思います。

~恩田陸『ネクロポリス(下)』より~

 

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ではまた。

 

 

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