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2009年8月22日 (土)

事故を目撃

Photo 僕がいつも駅まで行く道に、歩道がない道がある。一応白線が引かれて歩行者や自転車用にスペースは設けられてはいるが、とても狭い。道幅も狭いからいつも車が自転車の僕を追い越すときはスレスレを通っていくことになる。けっこう危ない道だ。しかも自転車が走る左端には、電柱が10m間隔ほどで立っている。だから自転車は、その電柱を避ける際に、車道へ一度はみ出す形になる。危ない道なのだ。

 

昨日、いつも通り会社からの帰りにその道を走っていた。いつも通り左端を走って、時折電柱を避けて車道へはみ出しながら。やがて後ろから選挙カーが近づいてきた。僕はイヤホンをしてポップ・パンクを聞いていたけど、選挙カーが僕に近づくにつれて選挙カーのスピーカーの音が聞き取れるようになった。どうやら共産党の候補者らしかった。選挙カーは僕を抜くタイミングを図っているようだった。先述の通り、電柱があって僕が時折車道にはみ出すから、車も抜くタイミングが難しいのだ。それを知っている僕は、1つの電柱を避けた瞬間に分かりやすく、まるで「はい、どうぞ」と言わんばかりに大袈裟に左側に戻った。すると運転手がそれを察したのか、選挙カーはエンジン音を大きくして僕を抜いた。

その瞬間だ。ワゴンの後部座席の窓から候補者本人らしき人が上半身を投げ出したのだ。

 

「ゴンッ!!」

 

僕に向かって手を振ろうと進行方向に対して後ろを向いていた候補者の後頭部に、電柱が直撃した。

慌てて候補者を車に引きずり戻すスタッフ達。車は急停止し、僕はその車をしれーっと抜き去った。ちょうどそこは病院のすぐ近く。まぁ問題はないだろう。即死でなければ。

 

しかし翌朝、家に届いた朝刊には驚愕のニュースが載っていた。

「東京○○区共産党候補者、選挙活動中に事故死」

 

僕は怖くなった。

 

 

 

 

 

なんてことはない。

 

【妄想<もうそう>】

①〔仏〕(モウゾウとも)みだりなおもい。正しくない想念。

②〔心〕根拠のない主観的な想像や信念。病的原因によって起り、事実の経験や論理によっては容易に訂正されることがない。「誇大―」「被害―」「関係―」

~広辞苑より~

 

 

まぁ途中までは事実だ。そういう道があり、共産党候補者の選挙カーが僕を抜いていったまでは事実。そして僕は妄想したわけさ。まぁあり得ない妄想ではなかったわけだね。

ちなみに、共産党が嫌いなわけではない。それはまったく関係ない。むしろ最近は共産党は応援したいと思っている。

 

候補者のみなさん、事故にはお気をつけください。

 

 

ではまた。

 

 

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