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2009年8月20日 (木)

福田和也『日本の近代(下)』

を読んだ。

 

歴史ってのは難しいなと思った。太平洋戦争あたりのことを書いた本は何冊か読んだけど、未だに把握し切れない。世界は昔から複雑だ。でもこの本で、日中戦争から真珠湾攻撃までの流れがちょっとは分かった気がする。間違えると嫌だからここで語るようなことはしないけど・・・。

いやしかし、太平洋戦争(大東亜戦争と呼んだ方がいいかしら)のことを知ると、ちゃんと生きていかなきゃな、と思う。こういう歴史の上に立ってる僕たちだから、ちゃんと生きなきゃいけない。昔は昔ってのも一つの考え方だとは思うけど、昔から学ぶ方が利口に決まっている。

あと同時にこみ上げるのが、アメリカへの怒りだ。それは主に原爆のことだけど、本当に何してくれたんだお前って感じだ。実験とアピールのための原爆で何人の日本人が死んだと思ってんだ。日本人はこの戦争を自己反省的に振り返ることが多いけど、一番反省しなきゃいけないのは絶対にアメリカだ。これは絶対にだ。

 

まぁここで怒っても仕方ないわ。

ではいつも通り折り目をつけたページの一部を紹介。

 

今日、社会の中枢を占めているのは、「自分さがし」や「自分らしさ」、「個性」に執着した世代です。まったく無縁にみえて、「自分らしさ」という発想は、実は「国体」とたいして変わらないのではないか・・・・・・と、私は危惧しています。

それは、日本人が現実感覚を失っていく兆候に他ならないから。

自分らしさなどというものはない、身丈け通りの己がいるだけだ。人生に意味も意義もない、ただ自分のすべきこと、やれることをするだけだ、よしんば意義があるとしても、それは動き、働き、役に立つ事にしかないだろう、と。

~福田和也『日本の近代(下)』より~

 

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ではまた。

 

 

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