« 村上春樹『アフターダーク』 | トップページ | 映画『サマーウォーズ』 »

2009年9月 3日 (木)

伊坂幸太郎『あるキング』

を読んだ。

 

伊坂幸太郎の新作だ。たまたま午後半休を取った今日、たまたま本屋に立ち寄ったら並んでいた。仙台に一人旅行をした直後に伊坂幸太郎の作品にたまたま出会ったときのように、今回も何か縁を感じた。もちろん即買って、即読んだ。

今回の作品は何か今までとは違う感じがした。超能力めいたものとか、伊坂らしさはあるんだけど、何かあまりぶっ飛んでない感じがした。ぶっ飛ぶって何だよって感じだけれども、それはまぁ感覚的に僕がそう思うだけだ。でもやっぱり面白かった。もはや僕はファンとなってしまっているから正確な判断はできていないんだろうけど、面白いものは面白い。王になることを運命付けられた野球少年の物語。王ゆえの苦悩や取り巻くもの達のアレコレ。けっこう悲しい物語でもあるはずなのにそう感じられない。これが伊坂幸太郎の魅力だ。

ただ、この『あるキング』は、伊坂作品の中で比較すると、ちょっとイマイチと言わざるを得ないかもしれない。あくまで僕の感想としては。他が面白すぎるという意味も込めて。

 

「山田君はやっぱり、プロ野球選手を目指しているんですか」

「ひまわりの種に、ひまわりを目指しているんですか、って質問する?」

~伊坂幸太郎『あるキング』より~

 

あるキング あるキング

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

 

そういえば、伊坂幸太郎なのに、こう格言めいた台詞とかが少なかったな~。『モダンタイムス』あたりから感じてたけど、やっぱ何か過渡期なのかなぁ。まぁいずれにしても面白いからいいんだけどね。そりゃ作風が変わるのは仕方ないしね。人間だもの。

 

 

ではまた。

 

 

|

« 村上春樹『アフターダーク』 | トップページ | 映画『サマーウォーズ』 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/146160/31221953

この記事へのトラックバック一覧です: 伊坂幸太郎『あるキング』:

» プロ野球 プレーオフ制度 [プロ野球 プレーオフ制度]
プロ野球 プレーオフ制度プロ野球 プレーオフ制度 ルールプロ野球 プレーオフ制度 チケット [続きを読む]

受信: 2009年9月 6日 (日) 22時02分

« 村上春樹『アフターダーク』 | トップページ | 映画『サマーウォーズ』 »