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2009年9月 8日 (火)

伊坂幸太郎『終末のフール』(再読)

文庫版が出たこともあり、読む本がちょうどなくなったこともあり、読み返してみた。僕の周りではあまり評判の良くない本だけど、僕は結構好きだ。上手くいき過ぎだったり、きれい過ぎる内容だけど、それは伊坂の魅力だと思う。何といっても読んだ後にとても幸せな気分になれるのがいい。

8つの話が入っているんだけど、僕は特に「太陽のシール」が好きだ。この話の最後がかなりいい。この台詞。

 

「それならオセロを二組に分かれて、できるじゃないか」

~伊坂幸太郎『終末のフール』より~

 

読んだ人にしか伝わらないだろうけど、僕は二度目なのにこの話を読み終えたとき、ニヤけてしまった。世界が終わろうというのに、まだ幸せになろうとする。いや、終わるからこそ幸せになろうとするのかもしれない。幸せなら世界が終わるのもまたいい。大事なのは世界が続くことじゃない。幸せであることだ。終末さえも恐れない幸せは最強だ。

何だかんだでやっぱいいんだよなぁ。『終末のフール』。

 

終末のフール (集英社文庫) Book 終末のフール (集英社文庫)

著者:伊坂 幸太郎
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おすすめ!!

 

 

ではまた。

 

 

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