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2009年10月29日 (木)

柳田理科雄『空想科学読本1』

を読んだ。

 

中学生だっただろうか、この本が流行ったのは。今回僕が読んだのは当時の単行本が文庫化されたもの。本屋でたまたま見つけて懐かしくなって買ってしまった。

「あ~、これ覚えてる」というような内容もあれば、「こんなのあったっけな~」というものもあった。

あの頃はこの本読んでみんなで爆笑してたっけ。「ドラえもんって本当はタケコプターで飛べないんだぜ!頭の皮だけ飛んでっちゃうんだ!」とかね。裸の王様に「あの王様、裸だ!」と叫ぶ気持ちよさがあった。

 

そう、この本は、ウルトラマンだとか仮面ライダーだとかドラえもんだとか、そういったヒーローやアニメの世界で巻き起こる摩訶不思議な現象を、科学的に検証してみようという、アホな本なのだ。きっと目次を紹介するだけでそのアホっぽさが伝わるだろう。

 

「ゴジラ2万t・ガメラ80t、科学的に適切な体重はどちらか?」

「仮面ライダーが一瞬で変身するのはあまりにも健康に悪い!」

「ウルトラセブンが巨大化するには最低でも9時間半が必要だ!」

「風力で戦う仮面ライダー。あのベルトではそんなパワーは出ない!」

「マジンガーZに乗って操縦する兜甲児。車酔いは必至だ!」

「レッドキングを投げたウルトラマンは、自分自身が気絶する!」

「必殺技・ウルトラ水流は、北半球を氷河期に追い込む!」

「ウルトラセブンがマッハ7で飛ぶと、たちまち体が裂ける!」

 

どうだろうか。僕はこういうヒーローものをほとんど見なかった人なので、正直この本に登場するヒーローや必殺技などはよく分からなかった。

それでも面白いと思ったのだから、知っている人からしたらたまらないだろう。

もしかしたら中には、不快な思いをする人もいるかもしれない。夢を壊すな!って。

でもちゃんと最後まで読めば分かるはずだ。著者が決して子供の夢を壊したいわけではないということ、非現実的なものを認めていないわけではないということを。ああいった世界のことでさえも疑問に思う心が、科学者を育てる。あるいは未知なるものへの探究心を育てるのだ。

 

科学って面白い。

僕の周りには、あらゆるエネルギーと力が溢れている。それらについて考えるか無視するかいつまでも気づかないか。

いつか“かめはめ波”を打つ人間が現れるとしたら、それはきっと、考え続けた人だ。間違いない。

 

 

ではまた。

 

 

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