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2009年10月27日 (火)

置き去りロマンチック

今朝、会社へ行くために電車に乗っていて珍しい風景に出会った。僕がドア付近に立って、ボーっと隣の車両の人たちを眺めていたときのことだ。

電車が駅に到着し、多くの人が電車から降りていった。向こうの車両の人も、たくさん降りた。一通り降りる人の流れが止まったとき、一人の男子高校生が慌てて席から立ち上がり、向かいの席にあった荷物を手に取ってドアに向かった。

彼は電車の中から一人の中年女性に話しかけているようだった。僕からは声は聞こえない。

でも想像するに、「これ、忘れてませんか?」「いえ、私にじゃないです」みたいなやり取りだったんだと思う。

男子高校生は途方にくれ、しばらくたたずんでいたが、やがてドアが閉まる合図が聞こえた。

どうするかと見ていたら、何と彼は、荷物を手に持ったまま電車を降りた。そして彼を置き去りに次の駅へ向かう電車を、どこか寂しそうな目で見送っていた。そしてそんな彼を、僕は見えなくなるまで見ていた。

いい人は損をする。こともある。

でもいいじゃないか、損得勘定なんて。そんなものは女性に任せておいて、僕たちはロマンを求めようじゃないか。きっと生物学的にそうなっているのだ。男は損をしてもいいんだよ。

お前のロマンに乾杯だ!

 

【roman<ロマン> フランス】

①近代にロマンス語で書いた、伝奇的要素の多い散文物語。

②一般的に、長編小説。

③夢や冒険への憧れを満たす事柄。「男の―」

~広辞苑より~

 

使い方間違ってるな・・・ロマン。

 

 

ではまた。

 

 

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