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2009年10月23日 (金)

重松清『青春夜明け前』

を読んだ。

 

まぁ面白かったが、“まぁ面白い”止まりだった。

どうやら重松清の実体験が基になっているようだ。登場人物の名前だけ変えて、当時の仲間との思い出を書き綴ったものなんだと思う。

昔の田舎の男子たちの様子がよく分かった。共感できるものもあればできないものもあった。これがジェネレーションギャップであり、地域ギャップなのだろう。重松清と僕は20歳も年が離れている。20年もあれば世界は変わる。もともと東京と瀬戸内では世界が違うのかもしれない。知らないけど。僕は東京出身だ。

でも女子をやたらと敵視してみたり、逆にめちゃくちゃ異性として意識してみたりといったところは全国共通だろう。僕も共感できた。僕も昔は女子と全然喋らない人だったから。そんな僕が今や女性に囲まれて仕事してんだから笑える。

なんのきっかけもないと少年時代なんてあまり思い出すことがないけど、こういうのをきっかけにあの頃を想うのは悪くない。そう思えばこの小説は、うん、悪くない。

 

「オトコには、損をこく思うても、ハラをくくらんといけんときがあるんじゃ」

~重松清『青春夜明け前』より~

 

なぜかここを読んだときにジーンときた。これは中学生の言葉だ。中学生の言葉に、きっと中学生からみたらおっさんのこの僕が、ジーンときている。

「男には~」「男だったら~」

今の僕に言えるだろうか。きっと恥ずかしくて言えないんじゃないか。あるいは、時代遅れだと言われるのを気にして、言えないんじゃないか。

でも実は大事なことだ。

男女平等なんて空想の中では生きられないんだ。男だからこそやらなきゃいけないことも、女だからこそやらなきゃいけないことも、あるんだよ。それを無理やりごっちゃにするから世界が混乱するんだ。

僕は男だ。

あなたは何だ。

 

 

ではまた。

 

 

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