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2009年10月 1日 (木)

村上春樹『羊をめぐる冒険(下)』

を読んだ。

 

下巻も面白かった。ただ僕は、おそらく読解力の不足のせいでちゃんと理解できなかった。面白かったんだけど、そのせいで何かすっきりしなかった。きっともう一度読めばちゃんと理解できるだろうけど、まぁすぐに読み返す気はしない。いずれ。

しかもこれは『ダンス・ダンス・ダンス』ともつながっているようだから、『ダンス・ダンス・ダンス』を読み返すのも楽しみだ。

 

では気に入った部分を紹介。

 

「日本の近代の本質をなす愚劣さは、我々が他民族との交流から何ひとつ学ばなかったことだ。(中略)生活レベルでの思想というものが欠如しておるんだ。時間を切り離した結論だけを効率よく盗みとろうとする。全てがそうだ。つまり地面に足がついていないんだ。(後略)」

~村上春樹『羊をめぐる冒険(下)』より~

 

文化を取り入れるのは日本の得意技だ。でもそれは、たまに実に表面的だ。例えばその国になぜその文化があるのかを知らずに、考えずに、取り入れる。現に専門家の中には、「ヨーロッパでは・・・」とか「アメリカでは・・・」という理由だけで日本もそれを追従するべきだ、なんて主張をする人もいる。敗戦国ゆえの問題なのかもしれないけれど。

10月になった今日から僕は、またよく理由も分からずに、スーツを着るようになった。

 

 

ではまた。

 

 

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