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2009年12月 1日 (火)

村上春樹『1973年のピンボール』

を読んだ。

 

正直に言って、全然分からなかった。もうさっぱり。

当然面白くもなかった。

全然お勧めじゃない。

でもさすがに村上春樹の小説。1ページだけ折り目をつけたところがあった。

 

「あなたは二十歳の頃何をしてたの?」

「女の子に夢中だったよ」一九九六年、我らが年。

「彼女とはどうだったの?」

「別れたね」

「幸せだった?」

「遠くから見れば」と僕は海老を呑み込みながら言った。「大抵のものは綺麗に見える」

~村上春樹『1973年のピンボール』より~

 

 

一昨日の日曜日。ROONEYSのメンバーの引越しを手伝った。前の家を掃除して、何もなくなった部屋を眺めた。きれいさっぱりとはこのことだ、と思うほどきれいになった。でもよく見れば壁は汚れだらけだし、ドアには犬が引っかいた傷があった。なるほど。どうやら本当に遠くから見れば大抵のものは綺麗に見えるらしい。

街を歩く幸せそうなカップルも家に帰れば、その日の歩き方や遊び方についてケンカをするのだ。

 

 

ではまた。

 

 

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