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2010年1月 4日 (月)

有川浩『シアター!』

を読んだ。

 

なかなか面白かった。ちょっと軽すぎる感じもしたけど、悪くない小説だったと思う。

話は、とある赤字劇団がその経営を立て直す、というもの。簡単に言えばそういうお話。芝居の世界の収支構造に対する批判めいたものも含まれていたが、基本的には物事の大抵がいい方向に進む小説だった。こういうシンプルなサクセスストーリーは嫌いじゃない。どんどん読んでしまった。

キャラクターもなかなか良かった。特に主人公兄弟二人の対象性は良かった。この二人は立場としては、債務者(弟)と債権者(兄)なわけだけど。劇団員一人一人のキャラクターも良かった。

あまり格言めいた台詞などが出てくる感じではなかったけど、2箇所だけ折り目をつけたところがあった。

 

「人間が何かを諦めるのに必要な条件って分かる?」

(中略)

「全力でやって折れることだよ」

~有川浩『シアター!』より~

 

このシンプルで簡単すぎるメッセージ。「そんなの分かってるよ」と蹴散らすのは簡単だけど、こうやって文字にして読んだり、改めて誰かから言われたりするのって大事。最近そんなことを思う。僕はここを読んで、そうだよな、もし何かを諦めるならその前に全力だよな、と思った。

2010年、全力でやる年にしよう。

 

 

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ではまた。

 

 

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