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2010年1月23日 (土)

映画『キャピタリズム~マネーは踊る~』

を観た。

 

マイケル・ムーア監督の最新作だ。銃社会、9.11、医療と、今まで様々な問題をドキュメント映画にしてきたマイケル・ムーアが取り上げた今回のテーマは、キャピタリズム。資本主義だ。資本主義がどれだけの貧しい人を作り出したかを伝えていた。

ただ、映画の感想としては、イマイチ、となってしまう。ちょっと時期が遅かった気がするのだ。もうアメリカの金融資本主義は破綻しており、世界中がそれを問題視している中だから、この映画のありがたみもそれほど感じられないのだ。分かりやすく言うと、「いや、もうそんなこと知ってるし」みたいなことだ。もちろん知らないこともいっぱいあったし、特有のユーモアは面白かった。でも今までの作品に比べると、イマイチなのだ。

 

とはいえ心に残るものもあった。会社に対してストを敢行し、要求を通した労働者の言葉に、「本当は私たちのものなのに、戦わなければ手に入れられない」というようなものがあった。

なるほど、と思った。知らず知らずに搾取されていたり、強引に奪われたりすることって、日本にも結構あるんだろうな、と思った。それを戦わなければならないなんて。スネオはジャイアンに奪われたラジコンを自力で取り戻さなければならないのだ。ドラえもんがこの世に誕生するには、もうちょっとかかる。

オバマはドラえもんになれるのかってことだ。

 

 

ではまた。

 

 

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