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2010年2月21日 (日)

加藤清四郎君の起用に見る日本人の品

子ども店長でお馴染みの加藤清四郎君ですが、最近ちょっと彼の使い方について疑問を持ち始めました。

というのも、彼の人気にあやかって、ちょっと言い難いことも彼が言えばきれいな言葉に聞こえるのではないか的な意図があるような気がしてくるからです。

例えばこのCM。

 

 

「コツコツ積み立てしましょう」なんてメッセージを小2の子どもに言わせるなんて、なんか僕はズルい気がします。本来であればそのメリットなどを例え一言でもいいから伝えるべきなのに、なんとなく歌とダンスと加藤清四郎君のキャラクターで誤魔化しているように感じてしまいます。品がないように、僕には思えるのです。

 

しかし僕がもっと驚いたものがあります。

それがこの、警視庁のポスターです。

 

Photo  

「おじいちゃん!おばあちゃん!守ってね、交通ルール!」ですよ。

もう僕は呆れています。何言わせてんだ警視庁は、という感じです。

気持ちは分かります。お年寄りの交通事故のほとんどがお年寄りに原因があり、それがきっとなかなか減らないのでしょう。でも、お年寄りは、ルールが守れないのです。

例えば横断歩道のないところで道路を横断するのは、横断歩道のところまで歩くのがしんどいからでしょうし、視野が狭いとか判断が遅くて事故になることが多くなるのもある程度は仕方のないことです。

本来であれば、子どもには、お年寄りは道路で困っていることがあるから助けてあげましょう、という教育をするべき。なのに、その子どもにこんなメッセージを言わせるなんて。もちろん、彼が実際に発した言葉ではありませんが、あのポスターを見れば加藤清四郎君が言ったも同然です。あのポスターを見るお年寄りはどう思うのでしょうか。

僕から見ると、あれはかなり品がない。日本の警察は、品がないのです。

 

加藤清四郎君が悪いわけではありません。でも彼の「作られたかわいさ」を見ていると、なんだか気持ちが萎えます。「何でもありの日本」という言葉が脳裏を過ぎるのです。

やれやれ、です。

 

 

ではまた。

 

 

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