« ジャルジャルの超面白いコント | トップページ | 垣根涼介『借金取りの王子 君たちに明日はない2』 »

2010年3月17日 (水)

メリー&ハリー

メリーとハリーは、どちらかがしっかりしていて、どちらかがだれているのだと思いますが、いつも一緒にいるもんだから、どっちがどっちだか分りません。

メリーはしっかりしている方なのか、あるいはハリーがしっかりしているのか。

いつも一緒なもんだから、周りの人たちもどっちがどっちでもいいと思うのでしょう。実際、どっちがどっちでも困りません。メリーだけが一人で出歩くことも、ハリーだけが一人で出歩くこともないからです。

だから周りの人はいつも「メリー!ハリー!」と呼ぶことになります。「メリー!」だけということも、「ハリー!」だけということもありません。必ず「メリー!ハリー!」なのです。

でも、周りの人がそれで良くても、メリーとハリーにとってはたまりません。彼女と彼は別々の人間なのです。必ずどっちかがどっちかなのです。しかも、だらけている方がしっかりしている方に間違えられるのは百歩譲ってOKだとしても、しっかりしている方がだらけている方に間違えられるのはさすがに可愛そうな気がします。

だから僕たちはメリーとハリーをちゃんと判別する必要があるのだと思うのです。

しっかり者はメリーなのか、ハリーなのかを。

 

何の話かバレバレですよね。

 

 

【減り張り・乙張<めりはり>】

ゆるむことと張ること。特に邦楽で、音の抑揚をいう。「―の利いた文章」

~広辞苑より~

 

「メリハリ」を漢字で読んだことなどなかった僕は、日常会話で使いながらも、どっちが「メリ」でどっちが「ハリ」かを知りませんでした。「ピンキリ」も然り。

でも漢字にすると一目瞭然ですね。「減り」がだらけている方で、「張り」がしっかり者。

言葉はちゃんと意味を分った上で使いたいものですね。

 

ところでメリハリって案外いい言葉ですね。何がいいって、「メリ」の方が先に来ていることがいいです。

会社員はよく、「メリハリのある働き方」などのように使いますが、それは「しっかり働いたらしっかり休む」ではないんですね。「しっかり休んで、余った元気を使って働く」という意味であるべきなんです。「メリ」が先ですから。たしかに、働き疲れてから休んでも何も楽しくないですからね。疲れる前に休む。そして行き場を失った元気を仕事に使う。これくらいがちょうどいいのだと思います。

あ、何かこの考え方いいですね。これぞ「メリハリ」の真意ですよ。「メリ」が先に来ているのは、働きすぎの人間への警告だったのですね。「いやいや、まずは休めよ。とりあえず休んどけ。休みつかれたら働きな。あるいは金がなくなったら働きな」っていう。

いやーご先祖様は偉大ですね。ていうか、大体においてご先祖様は偉大なのですよ。なぜなら、子孫がこうやって勝手な解釈で褒め称えるからです。

 

 

ではまた。

 

 

|

« ジャルジャルの超面白いコント | トップページ | 垣根涼介『借金取りの王子 君たちに明日はない2』 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/146160/33818428

この記事へのトラックバック一覧です: メリー&ハリー:

« ジャルジャルの超面白いコント | トップページ | 垣根涼介『借金取りの王子 君たちに明日はない2』 »