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2010年5月18日 (火)

出会い

やっと見つけた。

垣根涼介『サウダージ』。

武蔵境の小さな書店で。

お爺さんとその息子の二人でやっているような、小さな書店。

これまで行く先々で探しても見つからなかったのに、こんなところで見つけた。

 

武蔵境のよく行く本屋にも、調布のパルコにも、その向かいの本屋にも、神楽坂の本屋にも、多摩センターの二つの本屋にも、どこにもなかったのに。

入ったときだって、正直まったく期待していなかった。

文庫コーナーは2階だからと上ってみると、そこにあったのはほぼ漫画。文庫コーナーなんて、ほんの一角しかなかった。有名どころの作家のインデックスが何個か立っている程度で、当然出版社別に並べられるほど数自体がなかった。

でも『サウダージ』はあった。恩田陸のインデックスから見ていき、ずれーっと視線を右へ流すと、垣根涼介の作品が集まった箇所があって、そこにあった。

『サウダージ』

すぐに手にとってレジへ行った。

レジではお爺さんが本を読んで立っていた。

僕が本をレジカウンターに出すと、お爺さんは驚いた。たぶん文庫を買っていくお客さんなんていないんだと思う。だからあの品揃えなのだ。

でも僕にとっては最高の品揃えだ。僕が買う本は結局は一冊。どれだけ色々な本が置いていようが、買うのは一冊。そして買う本を決めて行った僕にとっては、その本があるかないか、なのだ。

0か1か。

もし品揃え率なるものがあるとしたら、僕にとってあのお店は品揃え率100%の店ということになる。

グッジョブ、お爺さん。あんた良い仕事したよ。

 

これでつまらなかったら大変、『サウダージ』。

今読んでる、夏目漱石の『坊っちゃん』読んだら読むぜい。

 

 

 

 

 

 

 

男女の出会いも、結局は0か1だな。

んで大体0だな。

 

 

ではまた。

 

 

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