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2010年5月17日 (月)

垣根涼介『ギャングスター・レッスン』

を読みました。

 

これは『ヒートアイランド』シリーズの第2弾とされている作品です。『ヒートアイランド』の主人公であるアキが、渋谷のストリートギャングチームを解散し、プロの現金強奪チームに入ってからの話。ちなみにこの現金強奪チームというのが、『ヒートアイランド』でアキのチームと現金を巡って争ったチームです。

感想は、正直面白くなかったです。中身はほとんどない。きっとこれは、まさに『ヒートアイランド』の第2弾なのです。しかも、現在そのシリーズは第4弾までいっています。もしも4段まで出すのが計画的だったのだとしたら、第2弾がつまらないのも納得できます。こんなところに面白さの山は持ってこない。

タイトルを見ていただければそれが分かるかと思います。

『ギャングスター・レッスン』

そう、この第2弾は、レッスンの話なのです。ほぼ。アキが現金強奪のプロになっていく過程のみを描いているわけです。つまり、この次があって、初めてこの本が面白くなるってことですね。これ単体で読んで面白いというような種類の本ではないんです。

だから僕は、そうわりきって続けてシリーズ第3弾の『サウダージ』を読もうと思っているんですけど、本屋さんに全然ないんですよね。第4弾の『BORDER』はよく見かけるんですけど・・・新刊なんで・・・まだハードカバーのやつですけど・・・。一体『サウダージ』はどこへ!?

あまりAmazonを頻繁に利用するのは嫌なんですけど、こういう場合仕方ないかな・・・という気がします。

注文しちゃおう。

 

サウダージ (文春文庫) Book サウダージ (文春文庫)

著者:垣根 涼介
販売元:文藝春秋
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ただこれ、第3弾を読んで微妙だった場合、第4弾を読むかどうかって、かなり微妙ですね~。お願いですから面白くあってください。

 

 

あ、最後に、一つだけ気に入った台詞があったので紹介します。

 

「世間の不幸は、人それぞれだろう」谷口は答えた。「マトモに生きてきた人間にも、落とし穴はいくらでもある。住宅ローン破産、不採算部門の切り捨てによるリストラ・・・・・・珍しくもない話だ。借金地獄に嵌るのは、必ずしも本人のせいばかりとはいえない。(後略)」

~垣根涼介『ギャングスター・レッスン』より~

 

 

ではまた。

 

 

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