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2010年6月 6日 (日)

「普通」ってやつ

人には怒りポイントとも言うべき、怒りのスイッチが入る所があると思う。

例えばチビと言われるとかデブと言われるとかそういうこと。

僕は一つ気づいた怒りポイントがある。

それは、「それが普通でしょ」だ。

「普通こうだよ」でもいいが、普通とか言われると突然キレる。普通って何だよって思う。普通ってのは一体、どの領域において普通なのかと思う。多摩市か?東京か?日本か?それとも世界か?まさか動物界、あるいは生物界か?まさか銀河系なんて言わないよな、なんて思う。普通ってのは一体なんなのかと思う。

「常識」についても同じ。

「そんなの常識じゃん」とか言う奴がいるけど、それはお前にとっての常識であって、俺にとっての常識じゃねえ、と思うことがしばしばある。

 

普通にしても常識にしても、要するに多数派の意見ということを指していることは知っている。だからこそ、領域(範囲)を明確にしなければならない。多摩市で多数派でも東京で多数派になれるかは分からないし、ましてやそれが世界の定理になるとは到底思えない。

 

普通とか常識という言葉を使うなとは言わない。言葉があるのは、使うためなんだから、使っていいと思う。でも使うときには絶対、「○○ではそれが普通」などのように、○○に入る領域を限定する言葉を入れて使わなければならないと思う。

そうすれば僕だって、勝手に言ってろと思える。変に噛み付くことも無い。あるいは納得できる。

 

ただ単に、普通とか常識とかいう言葉を使って相手に反論の余地をなくすやり方は、卑怯だ。

 

【普通<ふつう>】

①ひろく一般に通ずること。

②どこにでも見受けるようなものであること。なみ。一般。「―の成績」「―に見られる」「―六時に起きる」

~広辞苑より~

 

広辞苑もクソだな。

広く一般に通ずるって何だよ。

広くって何だ。一般って何だ。

 

あーあ、それらしい言葉で誤魔化してばかりの世界だ。

世界は誤魔化しで満ちてるなぁ。

 

 

ではまた。

 

 

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