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2010年7月31日 (土)

本多孝好『正義のミカタ~I'm a loser~』

を読んだ。

 

なかなか面白かった。

最初はただの青春小説かと思ってた。いや、基本的にはただの青春小説。高校でいじめられてた青年が大学で正義の味方研究部に入り、学内の悪を撲滅していくという話。

彼はそこで初めて友人ができ、仲間ができ、恋をした。

まさに青春小説だ。

でも最後の方になると、ちょっとだけ深い話になった。主人公が「正義とは何なのか」と悩み始めるんだ。

いじめられっ子だった自分が、今は正義を振りかざして悪いことをした奴を偉そうに説教している。その状況に自分で気づいたときに、「何かちがう」と主人公は思う。正義に酔っている自分に気づく。正義を盾にしている自分に気づいてしまうってわけだ。

そして主人公は正義の味方研究部を退部する。

全部言ってしまったけど、そういうお話。

悪くないと思う。

 

では折り目つけたページから一部を紹介。

 

「どうかしてると思うよ」と間先輩は言った。「相手の土俵にわざわざ上がって勝負して、それで負けたと嘆いてるんだ。負けるに決まってるじゃないか。相手の土俵なんだから。相撲で勝てないなら、百メートル走で競えばいいんだ。相手の土俵なんかに乗らず、自分のレーンを作ればいい。正しく努力するっていうのは、そういう意味だよ」

~本多孝好『正義のミカタ~I'm a loser~』より~

 

相手の土俵で勝負するから負ける・・・。

なるほどよし、今度から会議で滅多打ちにされたら、「おいお前、外に出ろ。50m走で勝負だ」って言お。

 

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I'm a loser too!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

ではまた。

 

 

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