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2010年8月 6日 (金)

三島由紀夫『金閣寺』

を読んだ。

 

僕は読書をし始めたのが本当に遅いから、こういう有名な本を全然読んでいない。だからたまに、思い出したように書店で買ってみて読む。別に興味があって読んでるわけじゃない。ただ何となく、そんなに有名なら読んでみようかな、くらいのもの。

感想。

難しかった。もう基本的には何言ってるか分からない。誰か助けて欲しかった。

どうやらこれは、1950年7月に起こった金閣寺焼失という事件を基に書かれた小説らしい。その犯人の青年の告白体で書かれたものだった。ようするに、なぜこの青年が金閣寺に火をつけるに至ったのかを書いていた。

「なんで彼は金閣寺に火をつけたの?」と聞かれても、僕は「さあ」としか答えられない。だって分からないんだもの。何となくこういう感じかな~というのは分かるんだけど、説明できない。だからしない。

 

たまに全然理解できない本に出会うことはあるけど、その度思う。

やっぱ俺って頭悪いんだな、って。

せっかく読んだのに理解できないのって凄い悲しい。悔しいというより悲しい。何か凄い絶望感がある。だってせっかく僕に伝えてくれようとしている人がいるのに、それを僕は僕なりにさえ解釈できないんだから。?マークしか出て来ない。

またいつか読み返した時にちょっとは分かるようになってるんだろうか・・・。

 

とはいえ、別に『金閣寺』を理解したいとは思わない。

こういう小説だったのか、ということが分かっただけでいい気がする。

 

でもさすが名著といわれることだけあって、「ほぉ~」と思うところはあった。

 

おしなべて生あるものは、金閣のように厳密な一回性を持っていなかった。人間は自然のもろもろの属性の一部を受けもち、かけがえのきく方法でそれを伝播し、繁殖するにすぎなかった。殺人が対象の一回性を滅ぼすためならば、殺人とは永遠の誤算である。

~三島由紀夫『金閣寺』より~

 

こんな本を一人旅の最中に読むのは絶対に駄目だと思う。

 

金閣寺 (新潮文庫) Book 金閣寺 (新潮文庫)

著者:三島 由紀夫
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ではまた。

 

 

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