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2010年8月26日 (木)

4とか9とか

時刻は19時15分。

僕は休憩がてらコンビニに買出しに行き、自社ビルの9階に戻る途中だった。

地下からエレベーターに乗り込み、「9」を押した。 

「9」

苦しいの「9」とか小学生の頃によく言ったものだ。

乗っているのは僕一人だった。

 

エレベーターが上昇し、「1」「2」「3」と表示が映っていく。そこでポーンという音がなった。

4・5・6階は工事の準備で、全員が退去済みで誰もいないはずだ。しかしエレベーターのアナウンスは確実にこう響いた。

 

 

 

「4階です」

 

 

 

そしてエレベーターは止まった。

誰もいないはずの、真っ暗なフロアで、エレベーターは止まった。

誰かいるんだろうか、と僕は思った。

いてもおかしくはない。工事の準備のために、総務部の人やあるいは委託先の担当者がいても、おかしくはない。

でもやはりおかしかった。

 

 

エレベーターはそこでしばらく止まり、ドアも開けずに、また上昇を始めた。

 

 

 

何もなかったようにエレベーターは「9階です」とアナウンスし、9階で止まった。

システム通りにドアを開き、システム通りにドアを閉めた。

システムを狂わせた4階に一体何があるのか。

 

死の「4」と、小学生の僕は言った。

 

 

 

 

 

どう、怖かった?

今日あった本当の話だけど。

 

 

ではまた。

 

 

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