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2010年9月25日 (土)

とりあえず映画館では常に静かにしとけや!

映画『BECK』を観に行ったときの話なんだけど、日本人の危険察知能力って凄いと思ったね。

 

イケメン揃いのBECKだけあって、映画館は女子高生とか女子大生とかでいっぱいだった。

当然開演前の映画館はわーぎゃーなってた。

ミニシアターとかではこうはならない。話し声が聞こえてきても、それは確実に誰かに遠慮しながらの会話という感じで、そういう配慮が伝わるから全然不快じゃない。

でも若い女子どもの会話は、誰にアピールしてんだってくらいデカイ声で話す。たぶんあれは、隣の人に話しかけているようで、実は「私は映画館でも喋っちゃうよ?何みんなお行儀よくしてるの?」みたいなアピールをしたいんだと思う。知らないけど。

あまりにうるさいから僕は、そういう映画館では始まる直前までイヤホンをして音楽を聴きながら本を読むことにしている。今回もそうしていた。

映画館が暗くなり、予告やらが始まっても映画館はまだガヤガヤしていた。

特に、右斜め後ろあたりの若い女の声がやたらとデカかった。比喩でもなんでもなく、映画館中に聞こえるような声だった。徐々にみんなが気づき始めた。

 

「あの女、声でか過ぎじゃね?」

 

すると不思議なもので、さっきまでガヤガヤしていた映画館が静かになり始めたのだ。

聞こえるのはほぼ、この声デカ女の声だけになり、シーンとする中、この声デカ女の馬鹿丸出しの声だけが映画館に響いていた。

たぶんさっきまでお喋りしていた女子たちはこう思ったんだろう。

 

ああはなりたくない

 

自分もああいう浮いた存在になることを恐れ、みんなはまるで合わせたように黙ったのだ。そして一人“空気の読めなかった”声デカ女は、その大声を相対的に大きくすることによってますます目立つことになってしまった。

ちょっと違うかもしれないけど、いじめっ子がいじめられる側に回るときって、こんな感じなんだろうなと、僕は思った。

 

怖いねー。

 

 

ではまた。

 

 

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