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2010年12月20日 (月)

才能なしリーマン

ぐさってくる言葉ってあるよね。

チビとかデブとかハゲとかさ。

小さいとか早いとか物足りないとかさ。

冷たいとか優しいだけじゃ駄目なのとか嫌いになったわけじゃないのとかさ。

 

今日、帰りの電車で本を読んでて―もちろん百田尚樹の『錨を上げよ(下)』だけど―ぐさっときた。

それがこれだ。サラリーマン諸君、覚悟して読むがいい。

 

「そりゃ、兄貴はすごいよ―でも誰もが商売の才能があるわけじゃない」

「そらそうや。サラリーマンいうのはほかに何の才能もない奴がやるんや。学者にも芸術家にも商売人にもなれん奴が、生活のためにやる仕事や。それを大企業におるいうだけで、ふんぞりかえっとる奴は大笑いやで」

「でも与えられた仕事を一生懸命やるのは当然やないか」

「そらそうや。お前も頑張れよ。十億の取り引きを成功させて、ボーナスをほかの奴より五万ほど余計にもらえ。会社に百億ほど儲けさせて、誰よりも先に課長にしてもらえ」

~百田尚樹『錨を上げよ(下)』より~

 

もうすげーぐさっときた。

ぐさっとくるってことは、納得できるってことだ。

まぁ僕の場合はいいよ。ほかに大した才能はないし、正直生活のために仕事をしてるだけだし。でも僕は本当にショッキングだったのは、「とはいえ会社には優秀な人がたくさんいる」ってことなんだ。

あれだけかっこいいプレゼンをしても、結局は彼の功績としての金は会社に吸い上げられ、そのおこぼれとしてのちょっとしたサラリーをもらう。

あれだけのヒット商品を生みだしてもそうだし、あれだけえらそうにしててもそうだし、いくらテレビに出たところでそうだ。

みんなあんだけ優秀なんだからさ、会社やめればいいのにって思ってしまったよ。

 

いくら優良企業とか言われれても、結局は人を食いもんにしてんだよな。

 

サラリーマンアーメン。

 

 

ではまた。

 

 

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