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2010年12月26日 (日)

お湯割を疑え

昨日は横浜に飲みに行った。

横浜で飲むのは初めてだった。あ、横浜とっていも桜木町とかいう駅。

海に近いだけあって、風が強くめちゃくちゃ寒かった。

 

入ったお店は焼酎がたくさんおいてある居酒屋だった。

最初にビールを2杯飲み、次に焼酎を頼んだ。最近はお湯割で飲むようにしている。今まではずっとロックで飲んでいたが、ロックだとどうしてもすぐに飲んでしまい、結局飲みすぎることになることが多かった。もう飲みすぎるのは嫌な年頃になってきたので、ゆっくりと飲めるお湯割りにしているというわけだ。

もう何という名前の焼酎だったか忘れたが、一杯目の焼酎はとても旨かった。もちろん僕が飲むのは芋焼酎だ。

二杯目にはまた芋焼酎を頼んだ。忘れもしない、『さつま国分』という焼酎だ。またお湯割でオーダーした。運ばれてきたさつま国分は、一杯目のよりも大分少ない気がしたが、「こういうのって作る人のさじ加減だよな」と思っただけであまり気にしなかった。そして、今度の味はどうだろうと思いながら口をつけると、あまり味がしなかった。でも、この直前に食べたものの味が口に残っていたためだと思ってあまり気にしなかった。

ところが、口が落ち着いてからまた飲んでみても、まったく味がしなかったのだ。まだ四杯目で味がわからなくなるくらい酔うはずもなく、いよいよ僕は疑った。

 

これ、お湯しか入ってないんじゃないのか?

 

いやそんな馬鹿な!

とは一度思った。焼酎のお湯割を頼んでただのお湯がくるなんて!

お湯割を頼んだのにロックできたり、ロックで頼んだのに水割りできたことはこれまでにあったが、焼酎を頼んだのに焼酎がこなかった事例は今までにない。

しかしもう一度飲んでみてもやはり味はなく、これはいよいよお湯以外には考えられなくなった。

僕は近くにいた店員さんに恐る恐る言ってみた。

「あの、これ、さっき『さつま国分』のお湯割を頼んできたやつなんですけど、どうもね、お湯しか入ってないんじゃないかと思うですけど・・・」

店員さんはなぜかカウンターの向こうに隠れて焼酎の匂いをかぎ、すかさず「すみません!」と言ってどこかへ行った。

やっぱりお湯だったのかな、と僕は思った。

 

しばらくすると、さっきの店員さんとは違う若い青年の定員さんがやってきた。手には、さっきとは違ってなみなみに注がれた焼酎を持っていた。「大変失礼いたしました!」とだけ言って、焼酎を置いていった。何の説明もなかったが、どうやらお湯しか入っていなかったんだろう。そして持ってきた彼が失敗をした張本人なのだろう。「てめぇのケツくらいてめぇでふきやがれ!」とでも言われて来たにちがいない。何とも気の毒なことをした。でも僕は悪くないし、さすがにただのお湯に550円払う気にはならなかった。

しかし、一体どういう経緯でこのミスは起きたんだろうか・・・。普通焼酎入れてからお湯入れるもんだと思うと、きっと彼は、グラスに焼酎を入れたものだと思い込んで、空のグラスにお湯を入れたんだろう。いや、でもそうするとなぜあれだけ少量だったのかという疑問が残る。あの少量が示す事実は、「彼はお湯を入れた後に焼酎を入れるつもりだった」だ。ということはつまり、お湯を入れたところでなぜか満足して、そのまま提供してしまったということか。・・・まぁあり得ないミスではないのかもしれない。大体、焼酎なんて見た目同じだから、絶対に銘柄違いとかは起こってるんだろうなとは思っていたし、お湯も焼酎も見た目同じだから、どこまで入れたか何て一度目を離したらわからなくなってしまうこともあるんだろう。

うん、これは誰にでも起こりうるミスだ。

お湯割頼む時は気をつけようと思う。

 

 

ではまた。

 

 

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