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2011年1月29日 (土)

心ってやつ

今、内海文三の『僕が愛したゴウスト』という小説を読んでる。

これは主人公の11歳の男の子が突然、「尻尾と腐卵臭があり、心がない世界」に行ってしまう話だった。

読みながら僕は、心について考えてしまった。なんと面倒くさい性格か。

 

「心はどこにありますか?」という質問に対し、比較的欧米人は頭を指し、日本人は心臓を指すということを聞いたことがある。

きっと欧米人は心を「思考」と捉えるんだろうと思う。例えば誰かを好きになるとか、誰かの不幸を悲しむとか、そういった際の考え方。

それに対し日本人は、そういった考え方が体に及ぼす影響の方を心と考えているんだと思う。心と言われたときに心臓を指すのは、ようするに心拍の変化に敏感であるということなんだと思う。思考するのはもちろん脳だから、思考それ自体が心なら心は頭にあるが、日本人はその先にある体内の変化に注目をするんだ。さっきも言ったように心拍数が上がって心臓の鼓動が早まるとか、恥ずかしくて顔が赤くなるとか、興奮して体が熱くなるとか。

他者はその変化を見てその人の心を探る。「あ、この人今怒ってるな」とか「恥ずかしいんだな」とか。

そう考えると、日本人の心っていうのは他人があってはじめて成り立つものなのかもしれないな。

何となく、日本人らしい気がして、僕はいいと思う。

心は心臓でいいよ。

思考なんてただの電気だぜ。

 

【心<こころ>】

(禽獣などの臓腑のすがたを見て、コル(凝)またはココルといったのが語源か。転じて、人間の内臓の通称となり、更に精神の意味に進んだ)

❶人間の精神作用のもとになるもの。また、その作用。

①知識・感情・意志の総体。「からだ」に対する。「―の病」

②思慮。おもわく。「―を配る」

③気持。心持。「―が変わる」

④思いやり。なさけ。「―ない仕打ち」

⑤情趣を解する感性。

⑥望み。こころざし。「―にまかせぬ」

⑦特別な考え。裏切り、あるいは晴れない心持。「―を晴らす」

❷(比喩的に用いる)

①おもむき。風情。

②事情。

③趣向。くふう。「絵の―を味わう」

④意味。

⑤わけ。なぞ解きの根拠。

⑥(歌論用語)内容。歌の主題・題材・発想などをいう。

❸①心臓。胸。むなさき。

②物の中心。

~広辞苑より~

 

出た。意味多過ぎ語。

 

ではまた。

 

 

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