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2011年5月 2日 (月)

本屋大賞のターゲット

そういえば今年の本屋大賞は、東川篤哉の『なぞ解きはディナーのあとで』が受賞した。

何度も店頭で見かけたけど、絶対に面白くないだろうと思ってた。

しかしまさかの大賞受賞。

「お嬢様の目は節穴でございますか」

と言われた気がしたので、買ってみた。

そして今日、収録されている6話のうち、2話までを読んだ。

感想。

全然面白くない。

なんでこれが本屋大賞なのか分からない。

なんていうか、めちゃくちゃ薄っぺらいんだ。内容が。何だか東野圭吾みたい。

さらっと事件が起きてさらっとなぞ解きをする。

ただそれだけの小説。

一応、お嬢様警察官と、毒舌執事というキャラクターがいるものの、如何せん全体がさらっとしているからキャラクターが全然活かされてない。

うーん。

なんで大賞なんだろう。

 

本屋大賞は「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本」という名目で、全国の書店員が売りたいと思う本を投票で決めている。

しかしこの本が受賞したことで僕は、「いちばん!売りたい本」ってのはどういうことなんだろうと疑問に思わなければならなくなった。

そもそも、一体誰に売りたい本を選んでいるのだろうか。それによって選ぶ本はだいぶ違ってくる気がする。例えば、「本を読んだことがない人に売りたい本」であれば『謎解きはディナーのあとで』でもいいと思うが、「普段から読書をする人に売りたい本」だったらちょっと違う気がする。幸せな気分になりたい人に売りたい本と、人の心理に興味がある人に売りたい本と、とにかく謎解きがしたい人に売りたい本だったらまた違うだろうし。

まーそこまで細かい設定はなく、とにかく書店員が人に薦めたい本ということなんだろうけど、毎年微妙にターゲットを変えている気もする。

僕が予想するに今年のテーマは、「読書に興味がない女子高生に売りたい本」だと思う。

女子高生には失礼だが、そんな小説だった。

『告白』が受賞したときにも思ったが、本屋大賞ももう期待できないな。

 

 

ではまた。

 

 

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